ひきこもり処世術 の商品レビュー
知識が豊富で(マンガ、アニメ、ゲームが多い)頭いいのね、と思う。マニアックすぎて例えの半分以上はわからないけど笑える。「タタラ場」とかはまあなんとなくで読める。「江田島平八」はググッた。 同時に、笑わせようというサービス精神に隠れてヒリヒリするような孤独と疎外感も。それがひきこ...
知識が豊富で(マンガ、アニメ、ゲームが多い)頭いいのね、と思う。マニアックすぎて例えの半分以上はわからないけど笑える。「タタラ場」とかはまあなんとなくで読める。「江田島平八」はググッた。 同時に、笑わせようというサービス精神に隠れてヒリヒリするような孤独と疎外感も。それがひきこもっていてもいなくても消えない、というのだから苦しい。 物書きとは自分を晒す行為だ。自分にはできなくてもカレー沢がそれをしてくれることで、救われたり楽になったりする人間が自分以外にもいると思う。
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カレー沢薫氏は、一日に68時間くらいTwitterをしている自称「引きこもり」である。私が氏のファンなのはその卓越した文章力と表現力にあるが、何よりも同じ属性だからだろう。すみっこが落ち着き、昼間でもカーテンを閉めていても平気で、外出が何よりも嫌いな性分だ。 本書はどうもコロナ禍...
カレー沢薫氏は、一日に68時間くらいTwitterをしている自称「引きこもり」である。私が氏のファンなのはその卓越した文章力と表現力にあるが、何よりも同じ属性だからだろう。すみっこが落ち着き、昼間でもカーテンを閉めていても平気で、外出が何よりも嫌いな性分だ。 本書はどうもコロナ禍で「引きこもり」が市民権を得たらしいという切り口から始まるコラムである。ここで言う「引きこもり」の定義は会社に行きながらも社会に溶け込めない、所謂本気で困って行政に相談する程度ではない人を指す。ただ、本の主軸として「引きこもり」が挙げられているので本当に悩む「引きこもり」も時にコラムのテーマになっており混乱する。ここはブレずに、引きこもり(と言うより引っ込み思案)高レベルの氏が手引書を書く勢いでいって欲しかった。
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202407/面白く読めたけど、結局は最初から最後まで同じようなことをカレー沢スタイルの表現で言ってるだけなので、ちょっと退屈でもあった。
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ひきこもりライター カレー沢さんのエッセイですが あれ…今回は少しまじめ寄り。 病人や無職ならそれらしく 家に閉じこもって、自らを恥じながら 部屋の隅で体育座りをしておくべき ということであり、それはまさに 「ひきこもり」の姿だ。 そんな圧をかけられたら、 ドロッ...
ひきこもりライター カレー沢さんのエッセイですが あれ…今回は少しまじめ寄り。 病人や無職ならそれらしく 家に閉じこもって、自らを恥じながら 部屋の隅で体育座りをしておくべき ということであり、それはまさに 「ひきこもり」の姿だ。 そんな圧をかけられたら、 ドロップアウトした人間は ひきこもりにならざるを得なくなってしまう。 (P39) 同感。
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当事者からの貴重な話はとても興味深かったです。ひきこもりを解決するというよりは、自分の生き方は自分で肯定する話に近いような気がしました。 当事者によっては、社会に迷惑かけないためにも自宅で過ごす話に妙に納得してしまいました。 社会がもう少し余裕があれば、誰しもが生きやすくなるの...
当事者からの貴重な話はとても興味深かったです。ひきこもりを解決するというよりは、自分の生き方は自分で肯定する話に近いような気がしました。 当事者によっては、社会に迷惑かけないためにも自宅で過ごす話に妙に納得してしまいました。 社会がもう少し余裕があれば、誰しもが生きやすくなるのかもしれないなと思いました。
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