京都ものがたりの道 新装版 の商品レビュー
先日京都に行く機会があったのに、どうして先に読んでおかなかったんだろう! 京都に住む方ならではの視点で、たくさんの街の魅力が語られていて、お散歩欲がぐんぐん湧いてきた。 自分の足で歩いて、感じてこそ見えてくる景色がある。 また行きたい場所がたくさんできたので、次のお楽しみに。 ...
先日京都に行く機会があったのに、どうして先に読んでおかなかったんだろう! 京都に住む方ならではの視点で、たくさんの街の魅力が語られていて、お散歩欲がぐんぐん湧いてきた。 自分の足で歩いて、感じてこそ見えてくる景色がある。 また行きたい場所がたくさんできたので、次のお楽しみに。 彬子様の文章はお初だったけど、親しみやすく、それでいてとても美しくて、読んでいて清々しい気持ちになれた。 他の著書も是非読んでみよう。
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読みやすくてサラッと読めた。 私も昔は京都へ行った時は裏路地を歩くのが好きだったなあと思いながら。 今は人が多すぎてゆっくり歩くのも大変になってしまったのが残念。
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京都は日本人にとって特別な町であることは、多くの人が共感できるだろう。歴史的背景、日本人の遺伝子に組み込まれたかのようにしてある寺社に対して尊ぶ気持ち。 彬子女王殿下も馴染み深い京都の道の由来や、殿下の日々の出来事や考えに触れることができる本書。皇族ももちろん人間で、私たちと同じ...
京都は日本人にとって特別な町であることは、多くの人が共感できるだろう。歴史的背景、日本人の遺伝子に組み込まれたかのようにしてある寺社に対して尊ぶ気持ち。 彬子女王殿下も馴染み深い京都の道の由来や、殿下の日々の出来事や考えに触れることができる本書。皇族ももちろん人間で、私たちと同じく美しいものを見て感動し、体調が悪いときには暗くなり、そういった心の移ろいまでも書かれているので親しみやすい。 この国の大切にしている町、京都を今度は本書で得た知識をもとに巡りたい。
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本は著者と読者の交流というけれど、本当に話しかけてもらってるような優しい文体で書いてくださっているので、「へええ、そうなんや!」「そこは僕も行ったことあります!最高ですよね!」とか、思わず相槌を打ちながら読んだ。 気品と知性に満ちていて、尚且つチャーミングな人柄がにじみ出ていて...
本は著者と読者の交流というけれど、本当に話しかけてもらってるような優しい文体で書いてくださっているので、「へええ、そうなんや!」「そこは僕も行ったことあります!最高ですよね!」とか、思わず相槌を打ちながら読んだ。 気品と知性に満ちていて、尚且つチャーミングな人柄がにじみ出ていて、めちゃくちゃ楽しめせてくれた一冊。特に歴史への造詣が深く、平安以前から現代まで、京都の街に思いを馳せているのが素敵だった。 また自然を愛する描写がとても魅力的で、京都府庁の桜、堀川公園の銀杏、雪の日の洛北と洛中の景色の違いなど、見た時の感情を生き生きと書かれていて、情景が浮かぶとともに自分も行ってみたくなった。 市井の人々との交流、側衛の警察官とのユニークなやりとりも面白い。 最後まで読み終わると、Googleマップが「行ってみたい」のピンだらけになった。 気がついたら京都府警本部ビルにまでピンをさしていた。その理由は読めばわかると思う。 地図やガイドブックで情報を得るだけでなく、「誰かのエッセイを読んで、著者の感情とともにその地を巡ってみる」というのはこれからの旅の醍醐味になるかもしれない。 ———紹介(公式より)——— 彬子女王殿下が誘うひと味違う究極の京都ガイド。 「私が京都で暮らす中で、 感じ、経験した京都の街の魅力を、 ありのままに書き綴ったものである。」 「京都」という街は、「道」から成る。 京都に暮らし、日本美術研究者として活動する三笠宮家の彬子さまが、寺町通、四条通、河原町通など、歴史を刻む道と街並みの醍醐味を親しみやすい筆致で綴る。 通りの名にまつわる逸話から、神社仏閣の歴史、地元の人たちの季節折々の暮らしまで、知られざる京都の魅力が詰まった必携の一冊! 京のまち歩きに役立つ「ちょっと寄り道」や地図を掲載。 持ち歩きに便利な新書サイズで、新装版刊行! コロナ禍を経た今、京都の街に思うことを綴った「新装版 おわりに」を収録。
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京都の土地勘が無いためにイメージつきづらいけど それでも町歩きをしているような感じをあじわえた 実際に京都へ出向くときはお供にしたい本
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文章が綺麗。 寝る前に一話ずつ読んでゆったりとした気持ちで眠ることができる。 仙台に住んでいた頃に、「あおば通」「広瀬通」「定禅寺通」「北四番丁通」と、東西をまたぐ通りの名前で「広瀬通近くの牛タン屋」「あおば通の一番町駅近くのお店」などで通じる感覚を思い出した。京都もそうなのだ...
文章が綺麗。 寝る前に一話ずつ読んでゆったりとした気持ちで眠ることができる。 仙台に住んでいた頃に、「あおば通」「広瀬通」「定禅寺通」「北四番丁通」と、東西をまたぐ通りの名前で「広瀬通近くの牛タン屋」「あおば通の一番町駅近くのお店」などで通じる感覚を思い出した。京都もそうなのだなと読みつつ、なかなか首都圏でこれだけ通りの名前に着目することもないので、なんとなく羨ましい気持ちになってくる。 神護寺の紅葉、飛梅、平野神社、在原業平の歌を考えながら散歩してみたくなってきた。
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