日本の経済安全保障 の商品レビュー

高市早苗(著者)

2025/01/02

本書は、高市さんが、経済安全保障担当大臣として成立に尽力した、セキュリティクリアランス制度を盛り込んだ経済安全保障推進法について、かなり詳細に執筆されたものです。ただ、おそらく関係するビジネスマン向けに書かれているので、かなり専門的な内容です。電話帳を読まされている感覚になり、4章途中で挫折しました。それでも、1章では、日本が毎日サイバー攻撃を受けている事実を知り、非常に危機感を持ちました。高市さんは、日本を良くするために、真面目に政治をしている数少ない政治家の一人だと思います。経済安全保障について詳しく知りたい人におすすめです。

2024/09/02

特定重要物資の指定やKprogramなど、高市早苗さんの携わっている仕事内容が詳らかになっており、内容もとても勉強になるものでした。日本はサプライチェーンの危殆化が起こると様々な不利益を被ることは、以前から漠然と知ってはいたものの、日頃から使っている「肥料」なども１００％近く海外依存している状態ということを知り、驚くとともに危機感を強く感じました。2024年9月9日に高市さんは、総裁候補として立候補される予定ですが、奮起を期待したいと思います。

2024/08/19

政治家の本だからと甘く見ていたら、想像以上にガチだった。
経済安全保障担当相が、経済安全保障の法整備について、経緯、必要性、残る懸念を余すこと無く書いている。
高市氏には、この見識を生かして、今後も国政に責任のある立場でご活躍いただきたい。

2024/07/28

『#日本の経済安全保障　国家国民を守る黄金律
』

ほぼ日書評 Day794

高市早苗氏の近著。

レアメタルの供給問題やサイバーテロ関連は日常的に耳にするものの、なるほどこんなものも対策が必要になるのか…というものも多い。

わかりやすいところでは、現代の農業に不可欠な肥料の類も、多くは輸入に頼っている事実。食料自給率の問題は指摘されて久しいが、肥料については寡聞にして知らなかった。特にリン酸アンモニウムは62%を中国からの輸入に頼っているとのこと。

その他、非常に網羅的に記載され、著者のこの方面への勉強ぶりがうかがえるが、特に前半はやや参考書的な事実記載にとどまる印象が強い。
終盤になって、特に中国を意識した提言的内容が増える。日本人が彼の国でビジネスをする際のリスク（出張レベルでも注意しないと逮捕、最悪は死刑の罰則もあるスパイ関連の法律がある）や、逆に中国が日本国内にデータセンターを設置するケースや医療DXのセキュリティ問題等、このあたりは日本人ならば誰でも一読しておいて損はない内容と思われる。

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2024/07/15

「経済安全保障」について、担当大臣である高市さんが、ライターを使うことなく自らが自分のパソコンで書いたらしい1冊。「経済安全保障」、理解できていないので読みたい

#日本の経済安全保障
#高市早苗
24/7/8出版

#読書好きな人と繋がりたい
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