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イシュタムの手 法医学教授・上杉永久子 の商品レビュー

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2024/10/25

法医学物の連作短篇5篇 大学院生2年の南雲が上杉法医学教授の指導の下成長していく話。検死がポイントとなるので医療に関する描写の後の謎解きが興味深い。ただ死体だからいいようなものの、南雲くんの失敗の数々に外科医でなくて本当に良かったと思った。

Posted byブクログ

2024/07/16

失恋後25作目 永久子先生…すごい言葉吐きます。しかもサラッと。ガサツなフリして温かい言葉を。 「自分の常識は他人の非常識。みんなが自分と同じと思っちゃいかん。世の中には色んな人がいて、自分の考えが及ばないことが多々ある」 私が1人になってから、こんなに時間が経ったのに、こんなに...

失恋後25作目 永久子先生…すごい言葉吐きます。しかもサラッと。ガサツなフリして温かい言葉を。 「自分の常識は他人の非常識。みんなが自分と同じと思っちゃいかん。世の中には色んな人がいて、自分の考えが及ばないことが多々ある」 私が1人になってから、こんなに時間が経ったのに、こんなに色んなジャンルの本を読んでるのに、なかなか気持ちが切り替えられないのは…最近そんな渦の中(自分の及ばないところへ)投げ込まれたのかもしれないな、と思いながら読破。 秋田弁が魅力的。胸の内に抱えた問題を気にしながら生きて頑張っている登場人物と一緒に物語が進む。面白かった。

Posted byブクログ