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わたしの幸せな結婚(五) の商品レビュー

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2024/08/07

少しずつ事情がわかってきて、どんどん面白くなってきた。今後の展開が楽しみ どうかお祖父様がふたりの助けとなりますように 切に願う

Posted byブクログ

2024/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

原作読んだ時も思ったけど、薄刃家はなぜ澄美が死んだ時にすぐ美世を引き取らなかったのか。 夢見の巫女が生まれたことは分かっていただろうに。 斎森的にも厄介払いできて良かったってなるし、美世は普通に愛情を受けて育って、清霞とは出会えなかったろうけど、新と結婚してそれはそれで幸せな人生が送れたろう。 その時選択しなかったのに、今になって後出しジャンケンみたいに言ってくるのは納得いかない。

Posted byブクログ

2024/07/19

これをベタなシンデレラストーリーって言わないでほしいかな。奥にとっても深いものがある。 「役割がないと生けている意味がない」って、若い時程考えると思う。美世もそう。 でもね、そこにある草や木や花と同じように、ただ在って、風に吹かれているだけでいいんだよ、っていつか気がつく日が来る...

これをベタなシンデレラストーリーって言わないでほしいかな。奥にとっても深いものがある。 「役割がないと生けている意味がない」って、若い時程考えると思う。美世もそう。 でもね、そこにある草や木や花と同じように、ただ在って、風に吹かれているだけでいいんだよ、っていつか気がつく日が来ると思う。 余談だけど… 色々あって、そんな答えの無い悩みとも言えないような叫びみたいなものを、上野千鶴子先生に手紙で送ったことがある。もう、30年以上前の話し。当時、「cosmopolitan(コスモポリタン)」という雑誌があって、その一つのコーナーに、上野氏の相談?というのか、雑談?というのか、そんな場所があったのです。。。そこに掲載された私の手紙…それは、一字一句、そのままで、とても恥ずかしかった記憶がある。そして、返答にはこうありました。 「これは、本当に辛い質問ですね。。。なぜ生きるのか?正直、私にもわかりません。この先もわからないと思います。ただ、言えるのは、外にでて、風に吹かれてみてください。空を見上げて流れる雲をみて下さい。そこにある雲も、花や木も、存在の意味など無くてもそこにある。そういうことかもしれません。これで答えになったかは、わからないけれど。貴方の抱える苦しみは、言ってみれば人間が人間たる所以です。人間だからこそ抱える苦しみでもあるかと思います。私も同じように。少しでも軽くなってくれたらと、思います。」 正確には、もっと抽象的で、もっと簡潔だったかもしれません。言葉に含まれる意味を勝手に足しているかもしれません。でも、これだけはハッキリと覚えています。 「野に吹く風に吹かれてみてください。そこにある木や花をみて。」と、確かに氏は仰っていました。 その通り、だと、今にして思います。 とてもとても深く、たった一度の邂逅ですが、何かを変えるに充分な出会いでした。 上野先生、ありがとうございました。 貴方の言葉に救われて、私は今も生きている。。。 余談が長くなりましたが、人には忘れられない、そして運命的な出会いがあるものです。 美世と清霞は、お互いにそんな関係なのではないかな。。。 ファンタジーであり、シンデレラストーリーであり、ロマンチックであり…だけど、大切なことはちゃんと教えてくれる物語りです。

Posted byブクログ