コンビニたそがれ堂 夜想曲 の商品レビュー
ノクターン/夢見るマンボウ/空に浮かぶは鯨と帆船/ 天使の絵本 どんな世界にも優しさはちゃんとある 誰の心にも優しさはきっとある どんな存在にも優しい心はある と信じる
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短編3部作ですが、一気に読んでしまいました。 内容は感動的なものが多く、昭和の時代を感じる生活を感じる内容でホッコリしました。 最後の天使の絵本は最高でした。 多分60代70代くらいの方が読んだら凄い共感できる内容なんじゃ無いかなって勝手に思いました。 戦後、昭和の生活感が凄...
短編3部作ですが、一気に読んでしまいました。 内容は感動的なものが多く、昭和の時代を感じる生活を感じる内容でホッコリしました。 最後の天使の絵本は最高でした。 多分60代70代くらいの方が読んだら凄い共感できる内容なんじゃ無いかなって勝手に思いました。 戦後、昭和の生活感が凄い出てます。 昭和レトロですね。
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昨今の世界情勢と戦時中の日本。 戦時中にあったこと(と知識として知っていること)を考えると胸が苦しくなることが沢山ある。 ひとつひとつのエピソードはほっとするしまりかたではあるものの、後半2つは苦しさをおぼえる描写がとても印象的でした。 ちょうど広島の原爆の日に読み終えたという...
昨今の世界情勢と戦時中の日本。 戦時中にあったこと(と知識として知っていること)を考えると胸が苦しくなることが沢山ある。 ひとつひとつのエピソードはほっとするしまりかたではあるものの、後半2つは苦しさをおぼえる描写がとても印象的でした。 ちょうど広島の原爆の日に読み終えたということもあるのですが、どんなにも熱く、苦しく、悲しい時間だったのだろうかと想像することしかできない。 想像することであのような時間を繰り返してはいけないと思う。 そして今そのような状況の中におかれている人たちがいるということも。
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「ノクターン」 別れた家族に再び会いに行く。 どんな言葉をかけられようと大切な我が子の一人を簡単に手放すことなど考えたくもないだろうが、突きつけられた現実を見れば見送ることしか出来なかっただろ。 子供の頃のように無邪気な気持ちになれたからこそ、育ててくれた母親の元へと行って会話ま...
「ノクターン」 別れた家族に再び会いに行く。 どんな言葉をかけられようと大切な我が子の一人を簡単に手放すことなど考えたくもないだろうが、突きつけられた現実を見れば見送ることしか出来なかっただろ。 子供の頃のように無邪気な気持ちになれたからこそ、育ててくれた母親の元へと行って会話までできたのだろうな。 「夢見るマンボウ」 眠ったままの身体と自由な心。 考えたくもないほど痛みなどはあっただろうが、自分のおかげで傍で無事に生きている姿を見たら恐怖を紛らわせる明るい話題をする方が大変だったかもしれない。 こんなことを続けていても目覚めることはないと分かっているとはいえ、身体に戻っても退屈だから歩くのだろう。 「空に浮かぶは鯨と帆船」 生き延びれば戦闘に勝利する。 仲間が居なくなってしまい独りきりになってしまっては、勝ったとしても何一つ嬉しくないだろうし失った命のことを思うと無力だったと絶望にのまれそうだよな。 少しでも生き残りがいるのであれば、敵味方関係なく生きて欲しい人たちのために自身を犠牲にできるのだろうな。 「天使の絵本」 クリスマスに出会った相手は。 全てを失ってしまったうえ両親までいなくなってしまったら、幼い子供が一人で生きていくためには手を汚してでも暮らさなければ死はすぐそこにあっただろう。 本当は消失してしまっていることに気付いていながらも、残っていてほしいという願いから頼んだのかもしれない。
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【収録作品】ノクターン/夢見るマンボウ/空に浮かぶは鯨と帆船/天使の絵本 温かい話ばかりで、心が安まる。こうやって思いやれたらいいのにね。
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ノクターン 夢見るマンボウ 空に浮かぶは鯨と帆船 天使の絵本 の4作品です。 どれも心に灯りが灯る作品です。 戦争を知らない子供たちに、と言うよりは憲法9条をこれ以上変えないために、ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン氏に『天使の絵本』を読んで欲しいと思います。
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在ると信じていれば、いつか辿り着けるお店。 不思議な奇跡が起きる そのひとのための優しい魔法が訪いを待っている 切なくてどこか懐かしいような感覚に浸りながら読了。今回も穏やかな気持ちになって、登場人物たちとその世界に漂っていたかった
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今回こそは泣かない、と思って読み始めるんだけど、やっぱり1話目から泣いてしまった。 風早の街の片隅に、どんな願い事も叶えてくれる、不思議なコンビニがある。 「コンビニたそがれ堂」シリーズ11作目。 家族想いのピアニスト、 いつも誰かの幸せを願っている女の子、 地球を愛してくれ...
今回こそは泣かない、と思って読み始めるんだけど、やっぱり1話目から泣いてしまった。 風早の街の片隅に、どんな願い事も叶えてくれる、不思議なコンビニがある。 「コンビニたそがれ堂」シリーズ11作目。 家族想いのピアニスト、 いつも誰かの幸せを願っている女の子、 地球を愛してくれる宇宙人、 優しい少年サンタさんの話、計4話。 途中、コンビニたそがれ堂×SFだ!!と1人興奮してしまった。村山早紀さんにかかると、魔女も宇宙人も、優しくて切ない生き物になるんだな。一緒に地球と人間を見守ってくれてありがとう。 誰かに優しくしたい気分のときは、このシリーズの本をおすすめする。わたしの鉄板本。
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