ナットとボルト 世界を変えた7つの小さな発明 の商品レビュー
人類の文明の発展に多大な役割を果たした7つの発明。釘、車輪、バネ、磁石、レンズ、ひも、ポンプ。発明した名もなき人々、テクノロジーとエンジニアリングについて考察する一冊。 長い年月でこれらの発明をした人たちの観察力と技術力は素晴らしい。多くの試行錯誤もあったことだろうが。
Posted by
普段,とても身近にあるのに気づかない。気づいていたとしてもたいした発明ではないと思っているもの。 本書は,そういう発明品に焦点をあてて,「わたしたちが,今,いろんな機器に囲まれて豊かな生活を享受できているのは,そのような小さな発明品があったからこそであること」を,歴史的な科学...
普段,とても身近にあるのに気づかない。気づいていたとしてもたいした発明ではないと思っているもの。 本書は,そういう発明品に焦点をあてて,「わたしたちが,今,いろんな機器に囲まれて豊かな生活を享受できているのは,そのような小さな発明品があったからこそであること」を,歴史的な科学の法則の発見や科学技術の蘊蓄を存分に披露しながら,解説してくれます。へ~,こんなところまで発展していくのか,応用されているのか…と,新しい発見がたくさんあることでしょう。 高校の物理の教科書程度の知識がないと,ちょっと読みにくいところもあるかもしれません。歴史上の科学者の名前や発見内容など…です。でも,そういうのを「まあ,そんなこともあったんだろう」と読み飛ばしていっても,全体の内容が分からなくはなりません。 女性エンジニアが,コロナ禍の下,暇を持て余して書いたという本書。著者自身の人工授精の話も入ってきたりして,おもしろいですよ。
Posted by
釘、車輪、バネ、磁石、レンズ、ひも、ポンプという人類の7大発明を説明している。女性の視点らしい書き方が多く、面白い。 レンズやポンプにあたる通常に使う日本語単語がないなと感じた。
Posted by
人類の七大発明を筆者が選定し、それについての蘊蓄を記載。着眼点はまあ良いとして、雑談的な記載が多すぎ。 機構、理論等もポイントを押さえて書いていて、その部分はすごく良いのに、雑談が邪魔で台無しになる。 でもしっかり読んだ。面白い。 読了120分
Posted by
- 1