100兆円の不良債権をビジネスにした男 の商品レビュー
「勝負は強いものが勝つんじゃない、勝とうと思う意志が一番大きかったヤツが勝つんだ」p267 「突破力なしに新しい景色は見られない。突破できたら必ず結果を残せ!」p278
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めちゃくちゃ面白い。 プロパティマネジャーはビルの損益(PL)を管轄する。テナントを探して収入を増やして、管理コストを削減してビルのNOIを向上させる アセットマネジャーの仕事はビル(SPC)のバランスシート全体を管轄する。
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不動産ファンド業界で長く活躍されたケネディクスの元社長の川島さんの半生を振り返る著作。2008年頃から自分も近い業界の端にいたこともあり、とても懐かしい思いもしつつ、あの大変な時代を生き残ったケネディクスや川島さんの当時の思いや活動を知ることができ、大変勉強になった。 経営者とし...
不動産ファンド業界で長く活躍されたケネディクスの元社長の川島さんの半生を振り返る著作。2008年頃から自分も近い業界の端にいたこともあり、とても懐かしい思いもしつつ、あの大変な時代を生き残ったケネディクスや川島さんの当時の思いや活動を知ることができ、大変勉強になった。 経営者としての学びも多く、様々な外的要因はあったのだと思うが、やれることは何でも、全てやる、やり切る、ということの大切さを思い知った。
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著者が自身の卒論と言っているが、日本に不動産ファンドという概念もなかったバブル崩壊後の金融機関の不良債権処理をビジネスチャンスとした黎明期から、企業・業界としての大きな成長、リーマンショック後の生き残りを賭けた戦いの日々を赤裸々に綴った渾身の1冊。このビジネスが立ち上がる時代から...
著者が自身の卒論と言っているが、日本に不動産ファンドという概念もなかったバブル崩壊後の金融機関の不良債権処理をビジネスチャンスとした黎明期から、企業・業界としての大きな成長、リーマンショック後の生き残りを賭けた戦いの日々を赤裸々に綴った渾身の1冊。このビジネスが立ち上がる時代から業界に身を置く者にとってはとても感慨深い内容。「勝負は強いものが勝つんじゃない、勝とうと思う意志が一番大きかったヤツが勝つんだ」この言葉に全てが凝縮されている。この業界にチャレンジしようとしている方には是非読んでもらいたい。
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リーマンショックにより独立系の新興不動産会社が軒並み倒産していく中、見事にこの大禍を凌ぎ切った独立系AMのケネディクス。本書は当時同社の社長を務めていた著者による回顧録。 リーマンショック後に不動産業界に身を置くようになった若輩者としては、当時の不動産マーケットの動きは、先輩や...
リーマンショックにより独立系の新興不動産会社が軒並み倒産していく中、見事にこの大禍を凌ぎ切った独立系AMのケネディクス。本書は当時同社の社長を務めていた著者による回顧録。 リーマンショック後に不動産業界に身を置くようになった若輩者としては、当時の不動産マーケットの動きは、先輩や上司から聞いた昔話でしかなかった。 本書は、まさに当時死の淵に立っていた当事者ならではの、リアリティ溢れる心情描写が抜群に面白く、1日で一気に読み切ってしまった。 若手〜中堅の不動産業界人にとって、業界の歴史を学ぶ意味でも、夏休みの課題図書としてぴったりの本である。
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