破砕 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これから人殺しの道を歩んでいくチョガクが人を殺める銃で猪を殺しリュウを助けたときに涙を流した最後のシーン。破果で人を殺しながらも惨忍な性格に振り切れていなかった印象だったけど、それは老いたからではなくもともとのチョガクの優しさだったんじゃないかと思わせるラストでした。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
⭐️3.5 破果の外伝的位置付けの本作は、若き日の主人公爪角の前日譚。 師匠リュウから半殺しに近い特訓を受ける情景が、完全に片想いの矢印が向いちゃうじゃないかあ、と悶えつつ、あっという間に読了。 リュウはずるいなあ。
Posted by
リョウの話し方に違和感を感じていたが途中で意味がわかる。何か意図してやってるのかが分からず途中までモヤモヤしてた。
Posted by
破果の主人公爪角の前日譚。 破果には大きなテーマが存在していたもののこちらは単純な物語という印象。 意外と読みやすかった。
Posted by
破果を読む前に此方を読んだ。 前日譚とは知らずに読んだのだが 躍動感や緊迫感に溢れ、短い中でも 女スパイの心の内の微妙な変化も 師匠への甘い想いも本人の息遣い から伝わってくるようだ。 本編は読んでいないが、暗澹たる 未来を本作主人公も読み手も感じられ 最後はせつない。
Posted by
同著者の作品『破果』の主人公爪角の、殺し屋としての誕生譚だ。 爪角がいかに訓練されたのか、仕込んでくれた室長との関係性はいかに…。 一か月余りの期間訓練が書かれた短編だが、濃密に描かれている。小説は短く、巻末にインタビュー記事と深緑野分さんの解説も併録されており、本編と...
同著者の作品『破果』の主人公爪角の、殺し屋としての誕生譚だ。 爪角がいかに訓練されたのか、仕込んでくれた室長との関係性はいかに…。 一か月余りの期間訓練が書かれた短編だが、濃密に描かれている。小説は短く、巻末にインタビュー記事と深緑野分さんの解説も併録されており、本編と併せて『破果』の理解が深まるようになっている。
Posted by
こんなショートショートではなく、もっと長い作品でも良かった様に思う。 彼女の将来の姿を既に知っているだけに、彼女の儚い想いが長きを過ぎても決して結実しない事をわかっている…それが切ない。 彼女が凶手という職業をかの齢まで継続出来たのは果たして僥倖と言えるのだろうか?
Posted by
読みにくい。 ぱらぱらと舞う記憶のかけらを集めていくようだった。 インタビューと解説があるのが嬉しかった。 生粋の小説家。社会に左右されない芸術家。 作者の他の作品も読みたい。
Posted by
破果の主人公爪角の外伝。 彼女がどのようにして殺し屋になったか、その山籠もりの訓練を描く。二人の師弟関係の感情の動きがうまく、爪角の隠された思いが切なかった。
Posted by
「破果」の60代女殺し屋・爪角の、若き日の修行期間の短編。 若い爪角は、元来の反射神経や根性、気の強さがはっきりしていてかっこいい。 ほぼ実戦の攻撃で、冷酷と思えば優しく、乱暴なようで丁寧な指導係の”室長”(ところどころ入る不自然な丁寧語が面白い)。 爪角が彼への思いの変化を自覚...
「破果」の60代女殺し屋・爪角の、若き日の修行期間の短編。 若い爪角は、元来の反射神経や根性、気の強さがはっきりしていてかっこいい。 ほぼ実戦の攻撃で、冷酷と思えば優しく、乱暴なようで丁寧な指導係の”室長”(ところどころ入る不自然な丁寧語が面白い)。 爪角が彼への思いの変化を自覚しつつ、表に出すのは闘志だけなのもいい。 装飾が多い文章も、人により好みがあると思うけど、美しくて私は好き。 爪角の物語をもっと読みたいけど、あとがきで著者はシリーズ化の意思はないようでとても残念。
Posted by
- 1
- 2
