つれづれ語学日記 コミックエッセイ の商品レビュー
作者がどう言語を学んできたかが漫画になっている。 飽きたらやめる、集中できるときにとことんやる。好きだから続けるための工夫がたくさん紹介されていて面白かった。多言語学習者として共感することが多かった。
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言語を学んでいる私にとっては、ほかの学習者や学習者でない人にも読んでもらいたい一冊。 とにかく漫画なのでスっと表現が入ってくる。これは漫画の優位性ですね。 なにより著者の語学に対する熱量がすごい。真似しようとか思えない。思えないけど、趣味の語学をやってみようかなという気分には...
言語を学んでいる私にとっては、ほかの学習者や学習者でない人にも読んでもらいたい一冊。 とにかく漫画なのでスっと表現が入ってくる。これは漫画の優位性ですね。 なにより著者の語学に対する熱量がすごい。真似しようとか思えない。思えないけど、趣味の語学をやってみようかなという気分には、なれる。 今私は中国語ドイツ語韓国語英語をちょこちょこ勉強してはお休みし、を繰り返して定着に至ってないのだが、「趣味」として「続ける」ことの重要性を学んだ。 本書は主に英語とドイツ語に触れているのだが、私は知らなかった学習法やテキスト、ウェブサイトなど紹介してくれているので助かる。 この著者のように、気軽に、「やると気持ちいいこと」として語学を続けてみたいなぁ。
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こまきときこさんの語学学習についてのコミックエッセイです。 こまきさんは、英語、ドイツ語、ジョージア語、エスペラント語、トキポナ(人口言語)など多言語の語学学習が趣味の会社員さんです。 2022年に『ひとり語学たのし日記』で第14回新コミックエッセイプチ大賞を受賞されてい...
こまきときこさんの語学学習についてのコミックエッセイです。 こまきさんは、英語、ドイツ語、ジョージア語、エスペラント語、トキポナ(人口言語)など多言語の語学学習が趣味の会社員さんです。 2022年に『ひとり語学たのし日記』で第14回新コミックエッセイプチ大賞を受賞されているとのことです。 休日は、お天気が良ければ散歩しながらの英語リスニングや、公園で座学をするそうです。 で、公園座学の「やめどき5選」は、「飽きた・おなかがすいた・寒くなってきた・そもそもあんまりやる気がない日だったことに気づいた・急になんとしてもビールが飲みたくなった」です。「やめたくなったら即やめる」のがポイント(長続きの秘訣)のようです。 こまきさんは、最初TOEICの勉強をしていました。 しかし、行き詰まりを感じて気晴らしに他の言語としてドイツ語をやった時に、英語とは違う語学文化を知り、自分の「当たり前」の狭さに気づいて、ドイツ語を学び始めたそうです。 そこから、資格の勉強とは異なる「楽しむだけの語学」を意識してやっているとのことです。 待ち時間や家事の時間でも語学を楽しみ、すこしずつ進歩する自分の姿を励みにしながら日常生活を充実させているこまきさんの姿は輝いています。 英語もドイツ語の学習も、NHKの語学講座をルーティンにしているとのことです。 そして、オンライン英会話教室や海外文通、BBCニュースや各種動画など、幅広いメディアを使って、自分を飽きさせずに、学習や多文化を楽しんでいるようです。 また、海外への旅行は語学力の定期観察にもなるとも言っています。 おりしも、10月はNHKの語学講座が切り替わる時。 英語や新たな言語の学習を生活に取り入れるチャンスだなあと思って、この本を読んでみたしだいです。
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エスペラント語はじめて知った!語学はたまに辛くなるし、進歩が全然わからないので、この本のように楽しくちょこちょこ学びたい。
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ほのぼのとしたイラストがいいなあ。 わあーい、っていう気持ちよさそうな満足そうな表情がとても好き。 ほとんど目玉を描かない独特な作風なんだけど、笑顔も集中もしっかり伝わる。 私も語学の勉強中。仕事には無関係。 好きでやってること。でも、好きなはずなのに、なんというか、飽きるではないけど、 面倒なような、手が伸びないというか、 なんだかなあ、、、、な気分をコントロールできずにいた。 そっか、趣味なんだから頑張る必要はないんだ。やめたくなったら即やめる。ノッてるときはいくらでもやる。 さっきよりわかるようになった、先月より賢くなった、って、ひとりで喜んでればいいんだね。 ご飯作るときはコレを聞く、みたいにルーティンにすればいい。続ける重視でいけばいい。アプリや、ポッドキャスト、アニメ、ラジオ講座、ニュースなど、このネット社会さがせば色々あるんだなあと思った。 英語は色々あるのに他の言語は少ない、と思ってたけど、いやいやあるんだと思った。 リスニング散歩、涼しくなったらやろう!! 英語の気晴らしにドイツ語やるって感覚が面白いと思った。 「趣味講座の徒に″待ち時間″は存在しない」 ってのには笑った。 気持ちを日本語圏(このくに)の外に向けてるって、すごく贅沢で自由。そうだよねえ。 ときこさんが本屋でアラビア語の本をみて、 アラブに行く用事がなくたって、アラビア語を使う予定がなくたって学んでいいんだって気づくところが好き。理由なんかいらん。 おばあちゃんになったときこさんが、 翻訳ソフトもあるのに、なんで勉強するのかと聞かれて、楽しいからだって答えるのが好き。ここではないどこかにつながっていられる感じがするって。 私も、おばあちゃんになっても勉強してたいなと思った。 なんか、ふーーっと、呼吸が楽になるような本でした。 ちなみに、トキポナっていう言語があるのを初めて知りました。 ときこさんは、英語とドイツ語の他に、 エスペラント語、トキポナ、ジョージア語、タガログ語もやってるそうです。
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これをこそ自然体と呼ぶのではないか。ムリをせず、だが同時に自堕落にもならず。ぼく自身語学に手を染めて幾星霜なのだけど、思い起こせばこの著者が体得している「コツコツ楽しみつつ、同時に等身大の野心を保ち向上する」域にはなかなか達せていない。こうしたマジカルな姿勢はしたがって、いまのぼ...
これをこそ自然体と呼ぶのではないか。ムリをせず、だが同時に自堕落にもならず。ぼく自身語学に手を染めて幾星霜なのだけど、思い起こせばこの著者が体得している「コツコツ楽しみつつ、同時に等身大の野心を保ち向上する」域にはなかなか達せていない。こうしたマジカルな姿勢はしたがって、いまのぼくにはとても眩しい。ぼく自身、語学を語り実践する際についつい国際人ぶって「日本とは」「世界とは」となりがちなので、その意味でこの著者のスマートさとしなやかさは見習うべきところが多々あると思った。学びの有益なヒントも詰まった美味な本
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資格試験のためだけに勉強していた私にとって、語学を趣味と言えるのは、カッコよくて魅力的に映りました。 この本を読んでから語学が楽しくなりました。 苦手な英会話も続けられるようになり、心に残る一冊です。
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外国語好きな女性の、外国語との向き合い方のお話。なるほど、こういう考え方もあるんだなと感じられる点では良い内容だと思う。
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「学ぶことそのものを毎日楽しいと感じたり、語学を通して“ここではないどこか”にゆるく繋がっている感じが気に入っています」 (P5) この言葉にとても共感した。 私がずっと語学に興味があるのは、こういう「ここではない場所」に繋がっている感覚が楽しいのだと思う。 私は2021年からドイツ語を始めたが、周りにドイツ語を勉強している人がいないため、ずっと一人で勉強してきた。 孤独な作業に見えたかもしれないが、心の中ではニヤニヤしながら楽しんでおり、筆者のこまきさんの日常を読んで「分かる〜!」となる部分が多かった。 私は本で勉強することがほとんどで(紙で読むのが好き)、リスニング・スピーキングが足りないなと感じていたので、こまきさんの「ながらリスニング」を真似してみたいと思った。 英語以外の言語を学んでいる人の中には、「仕事で使わないのに勉強する意味ある?」と言われたことがある人もいるのではないだろうか。 私は言われたことがあり、その言葉がずっと心に引っかかっていた。 しかしこちらのエッセイを読んで、やっぱり自分の喜びのために語学をしたっていいんだ!という気持ちが強くなった。 自分の仲間を見つけたような気持ちになって嬉しかった。 これから先、ドイツ語や英語を学んでいく中でつらくなったときは、こちらの本を読み返したいと思う。 お守りのような本になった。
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マンガです。サクッと読めます。ガリガリ勉強も良いですが、趣味として楽しく語学をやっている様がよく分かり温かい気持ちになりました。結構自分に近い。多言語、スキマ時間、アプリ、ルーチン…など。
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