幼馴染は、にゃあと鳴いてスカートのなか の商品レビュー
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沢山の猫が住む町『宮毛町』で、猫好きの女子高生・奈爪一歌とその幼馴染・祭原牧とが織りなす物語。 物語序盤は過去の蟠りによってギクシャクとした関係の中にあった二人ですが、牧の身体に現れた猫との一体化現象により、二人の仲に変化が現れ始めます。 読了後に考えると、これもまた二人にとってある意味、関係修復の為の『祝福』だったのかも。 この出来事キッカケで最終的に仲直りが出来たとも考えられますね。 作品全体の雰囲気はほんわか暖かいながらも、設定や状況的には中々にシリアス。 実際自分がその立場にあったら…と考えさせられてしまいます。流石に自分の身を選んじゃいそうですが。 そして物語の終盤は迫るタイムリミットからハラハラ感に煽られ、先が気になって仕方ない展開から次を次をと一気に読み進めることができました。 最後には登場人物(猫含む)みんなが幸せなハッピーエンドを迎えられてほんとによかった…!! 百合ジャンルの作品は初めて読んだのですが、世界観に強く引き込まれました。 百合表現自体もそこまで頻繁に登場するわけではなかったため、初めてに丁度良い作品だったのかなと感じます。 最高に面白かったです! P.S. 突然のおしがま描写はとても性癖に刺さり大変美味しゅうございました。しかも自分で取り外せない手錠付きはほんとに素晴らしいシチュエーション。
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