古池に飛びこんだのはなにガエル? の商品レビュー
俳句も短歌もまだまだ楽しみ方を模索していて、そんな時に出会った本。 詠まれている植物や虫が一体何なのか?感じるのではなく推理していくというのが面白い。 しかもそういうことに全く詳しくない素人でも分かる簡単な言葉でサラッと説明してあるからとても読みやすい。
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短歌や俳句、日本独特の感性でできているポエム。 聞いたことのある名句や名歌なのに、 その背景に関しては知らない事ばかり。 まして、植物や昆虫などの生き物からの目線は、 植物学の著者だからこそ気づくのだろう。 春の花はなぜ黄色が多いのか、とか、 蜂がどうやって蜜を集めるのかとか、...
短歌や俳句、日本独特の感性でできているポエム。 聞いたことのある名句や名歌なのに、 その背景に関しては知らない事ばかり。 まして、植物や昆虫などの生き物からの目線は、 植物学の著者だからこそ気づくのだろう。 春の花はなぜ黄色が多いのか、とか、 蜂がどうやって蜜を集めるのかとか、 白鳥はなぜ白いのかとか、 色々な謎解きがたくさん詰まっていて、 読んでいて全然飽きなかった。 夏目漱石、小林一茶、松尾芭蕉などに、 それはおかしいだろう、と物申せるのは著者だけ? 子供から大人まで、俳句や短歌に興味がない人もある人も、絶対に楽しめる本。 コラムの作者不詳、実は・・・
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短歌や俳句に登場する花や生き物を、生物学の視点から読み解いたエッセイ。芭蕉の蛙の歌の革新性や、さまざまな花が虫に花粉や種子を運ばせるシステムなど知らなかったことばかりで面白かった。個人的にはカエル好きなので、カエルの句が5つも入っていたのが嬉しい。
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