ステイ! の商品レビュー
図書館より。 ヤングアダルトの分類だったので、さーっと読めるかなと思ったら、なんか、読めば読むほど深い…犬の賢さとか、家族関係とか、友人関係とか、文章が登場人物にすごく寄り添ってて、共感して泣きそうでした。 犬を飼ってたことがあるので、犬のしぐさとか、飼う時の覚悟とかもすごくよく...
図書館より。 ヤングアダルトの分類だったので、さーっと読めるかなと思ったら、なんか、読めば読むほど深い…犬の賢さとか、家族関係とか、友人関係とか、文章が登場人物にすごく寄り添ってて、共感して泣きそうでした。 犬を飼ってたことがあるので、犬のしぐさとか、飼う時の覚悟とかもすごくよくわかる。 大人にもとても刺さる内容だと思います!
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犬と人間 言葉は通じないけれど、心は通じ合えるんですね。 愛犬家の3人が犬と共に人として成長していく過程が細やかに書かれていて、ほのぼのとした気持ちで読み終わりました。 責任を持つことの大切さも伝わってきました。
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犬はよく人を見てる。 アレックスを通して、さまざま犬と出会えた善治。人もまた犬をよく見ることで、そこにいる人たちの思いを知ることができるんだね。
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Amazonの紹介より 両親を亡くし、孤独を抱く善治。伯母夫婦に引き取られるが、そこで落伍犬の烙印を押された元警察犬のシェパードに出逢った。善治が散歩に連れてゆくが、犬はなぜか足に体当たりをしてきた! 犬に振り回されていた善治だが、ゆっくりと信頼関係を作ってゆき……。 ある...
Amazonの紹介より 両親を亡くし、孤独を抱く善治。伯母夫婦に引き取られるが、そこで落伍犬の烙印を押された元警察犬のシェパードに出逢った。善治が散歩に連れてゆくが、犬はなぜか足に体当たりをしてきた! 犬に振り回されていた善治だが、ゆっくりと信頼関係を作ってゆき……。 ある事情により、しばらくの間飼うことになったシェパード・アレックスと犬が苦手な青年・善治の物語なのですが、アレックスに翻弄される善治の光景に、昔犬を飼っていた時の頃を思い出しました。 他の人は言うことを聞いてくれるのに、自分だけ言うことを聞かなかったり、散歩の時、なすがままに散歩道を決められたりとアレックスの可愛さがありながらも、善治の苦悩が垣間見れて、癒されたり、微笑ましくもありました。 アレックスは元警察犬ということで、怪我の原因で引退したのですが、それにしては元気すぎます。 そこには、ある秘密があります。その他にも、善治が犬を嫌いになった原因や従兄弟の大我が訓練士になった経緯など色んな秘密が明らかになっていきます。 そういったことを散りばめつつ、「散歩」する中で様々な人に出逢うことを前面に出しています。 別の訓練士や謎の少年、チワワに技術を教える大学生といった出会いを通じて、犬に対する考え方や扱い方を垣間見ることができます。 どんな人間が犬に対して、隠し事をしたとしても、犬は何でもお見通しであることに驚きがありましたし、動物だとしても、通じ合っていることに凄さを感じました。一つ一つの仕草が愛おしく見えました。 最初は、ただの苦手な犬との奮闘記かと思ったのですが、後半になると、隠された秘密がわかっていきます。それは善治が犬を苦手になった原因です。それは大我の訓練士としての人生に大きく影響されていて、最後まで飽きさせません。 それらを通じて、また大きくアレックスの距離が親密になっていきます。 ただ、縮まるのではなく、そこには色んな苦悩があります。 所々、悲しい過去が登場するのですが、そんなにしんみりと捉えずに、暗すぎずに描かれているので、穏やかな気持ちで読めました。 犬、飼ってみようかなとか思ってしまいましたし、最低限のしつけは必要だなと感じました。 キリッとカッコ良いアレックスながらも、時々魅せる可愛さにちょっとキュンときてしまいました。
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子供の時に両親を亡くし伯母家族で育てられた善治は、伯母家族に対して溶け込めない卑屈さをもって育っていった家に元警察犬のアレックスがやってきた。 善治の過度な被害者意識が鼻につくのだが、シェパードのアレックスの佇まいは好感を持って読み進められた。 しかしこれほど善治を幼く描かなくて...
子供の時に両親を亡くし伯母家族で育てられた善治は、伯母家族に対して溶け込めない卑屈さをもって育っていった家に元警察犬のアレックスがやってきた。 善治の過度な被害者意識が鼻につくのだが、シェパードのアレックスの佇まいは好感を持って読み進められた。 しかしこれほど善治を幼く描かなくても良かったんじゃないかなぁ、と思う。
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