精霊を統べる者 の商品レビュー
精霊が居て魔法がある20世紀初頭のエジプトを舞台にしたファンタジーSFミステリーみたいな作品、青崎有吾さんの帯を見て買ってみた、翻訳もの+SFでエジプトが舞台で読みづらさはあったけど、差別がまだまだ残ってる時代に主人公も含めて女性達が活躍する物語は読んでて面白かった、映像化とかし...
精霊が居て魔法がある20世紀初頭のエジプトを舞台にしたファンタジーSFミステリーみたいな作品、青崎有吾さんの帯を見て買ってみた、翻訳もの+SFでエジプトが舞台で読みづらさはあったけど、差別がまだまだ残ってる時代に主人公も含めて女性達が活躍する物語は読んでて面白かった、映像化とかしたら凄く綺麗な映像で描かれるんだろうなと思って読んでた、映像化して欲しい
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ジンの魔法を取り入れて最先端の国家になったエジプトが舞台。その設定そのものはおもしろい。魔法省のエージェントファトマは日替わりのスーツを着こなす男装の麗人みたいな人、彼女の恋人シティは謎めいた美女……と、女性カップルがメインで百合なんだよね。関係性や立ち位置などもふくめ、裏世界ピ...
ジンの魔法を取り入れて最先端の国家になったエジプトが舞台。その設定そのものはおもしろい。魔法省のエージェントファトマは日替わりのスーツを着こなす男装の麗人みたいな人、彼女の恋人シティは謎めいた美女……と、女性カップルがメインで百合なんだよね。関係性や立ち位置などもふくめ、裏世界ピクニックの空魚と鳥子をちょっと思い出した。 んで、もう、ありとあらゆることが起きて筋立てでぐいぐい引っ張っていく感じなのだけど、わたしはちょっと台詞回しやなんかが合わなくてもうひとつ乗り切れなかった感じ。ファトマの男言葉、アビゲイルのお嬢様言葉あたりがちょっと機械的に感じてしまったかなあ。 あと、ファッションの描写がすごく多くて、たぶんそれも読みどころの1つなんだろうけど、意外と集中力をそがれるというか。 いちばん謎だったのは、最後の最後、なりすましの正体をあばいてその力の源をうばったあと、ファトマがジンに(その犯人の妄執を)「忘れさせることはできるか」と問いかけるところ。「するもしないも、あなた自信の考えで決めてくれればいい」と言っておきながら、ジンが本当に犯人の記憶を取り去ってしまうと「そんなつもりで言ったわけじゃない!」と怒り出す。他責すぎませんかね? そんなふうに、ちょっとファトマが突然ナイーブだったり、突然世慣れていたり、少しキャラが不安定に感じた。
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絵を描くような描写。鮮やかに世界が立ち上がる。物語の世界構造を強固にする描き込みのレベルが違う。言葉、主に魔法の定義も秀逸。現実には魔法はないかもしれないが、魔法のように機能していることはあるわけで、物語の世界を受け入れられるよう魔法が定義されている。 「そう、幻覚なの。この魔法は、あなたが自分自身を騙すことで機能している。」 「すべての本、すべての書き物において言及されているところはどこも、読めなくなっています。わたしたちは、まったく自覚のないまま欠落をかかえているのですよ。わかりますか。この魔法は真実を隠すばかりでなく、わたしたちにその不在を受け入れさせている!静寂として!この魔法によりわたしたちの精神は、それが欠落していても筋が通っていると解釈するべく働くようになってしまっているのです!」「わたしはとても好奇心が強いんです。この欠落に出くわした時、わたしはとにかく困惑しました。つくりだされる静寂が、あまりにも大きく聞こえてきたんでね」 指輪物語が繋がっている伝承の物語の系譜。 天使とはなに? 読み続けるのに努力がいるのは、作者の欠点なのか訳者の力量不足なのか?
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12才が興奮して読んでいる。 とにかく楽しいとのこと。 登場人物が多めだから同年代の子は読めないと思うと評していた。 (君の周りは本読まない子がほとんどだからね。 学年で4人しか読まないものね。 読書記録に文字少ない絵本で1冊とカウントする子が多い学校だから仕方ないな。) ...
12才が興奮して読んでいる。 とにかく楽しいとのこと。 登場人物が多めだから同年代の子は読めないと思うと評していた。 (君の周りは本読まない子がほとんどだからね。 学年で4人しか読まないものね。 読書記録に文字少ない絵本で1冊とカウントする子が多い学校だから仕方ないな。)
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ひとことで言うと【エンタメてんこ盛り闇鍋小説】 SNSで「プロジェクトヘイルメアリーや三体の次に読みたいSF」として紹介されていたので気になって読み始めたけど、それらとは全然毛色がちがう。 どちらかと言えばハリー・ポッターや指輪物語の方が近い。そのくらいファンタジー寄りの作品だった。 舞台は“人間とジン(精霊)が共存するエジプト”で、全体的にエキゾチックな雰囲気が良かった。主人公百合カップルも華があって、映像映えしそうな要素が盛り沢山。 が、実写映画化よりもコミカライズの方が向いているのでは?と感じた。というのも、どことなくライトノベルのような内容であり、一歩間違うとチープな表現になりかねない。(海外作品だしあり得ないとは思うけど、スプリガンの皆川亮二あたりにコミカライズして欲しい) フェミニズムや人種問題にも触れるが、あまり物語にうまく絡んでいないように思えた。ただ会話の中でぶっ込まれるだけだし、その会話が長い。主人公がレズビアン=フェミニストと言うのはあまりに安直だし、友愛団についての掘り下げが甘いせいで、ただイギリスの植民地支配の反省文を読まされているような気がしてくる。 このあたりは、一つの物語に色々詰め込み過ぎたことが原因と思う。一冊の小説ではなく、シリーズものとして完成した時に評価が変わりそう。 とは言え、設定の面白さや場面づくりは素晴らしい。 魔法省がグールに襲撃されるシーンは圧巻だったし、ただでさえ妖艶なシティが、神秘的なハーフジンに変貌する様は魅了された。 記憶を操作されていると知った時の絶望感や、機械仕掛けの天使たちの哲学的な不気味さも、ファトマたちと共有することができた。 ラスボスのアビゲイルがいい感じに小物感のある悪役で、ザ·エンタメ!感を増し加えていたのもナイスだった。 主人公のファトマが性格的にちょっと地味で…最後の指輪を使うシーンで取ってつけたような「選ばれし者感」出してきたな、とは思ったけど…まぁ、指輪物語のフロドもそんなもんだし…。 内容的には気負わず楽しめるエンタメ。しかしその割にはしっかり文量があるため、紙で買って手元に置いて、じっくり、少しずつダラダラ読むのに適しているのかも知れない。
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ジン(精霊)と人間が共存する世界での出来事。 19世紀後半、伝説の魔術師アル=ジャーヒズがジンの世界の扉を開いて以来、魔法と科学によりエジプトは発展した。それから40年後の現在、カイロにて姿を消したはずのアル=ジャーヒズを名乗る人物が現れる。彼を崇拝する集団が焼死体で見つかり、エ...
ジン(精霊)と人間が共存する世界での出来事。 19世紀後半、伝説の魔術師アル=ジャーヒズがジンの世界の扉を開いて以来、魔法と科学によりエジプトは発展した。それから40年後の現在、カイロにて姿を消したはずのアル=ジャーヒズを名乗る人物が現れる。彼を崇拝する集団が焼死体で見つかり、エジプト魔法省のエージェント・フォトマは恋人のシティと共に捜査に乗り出す。 千夜一夜物語など童話や詩の引用が結構多く、すごく楽しかった。ジンとの共存世界を緻密な描写で表現されている。分かりやすく世界観に引き込まれた。科学技術を感じさせるメカニカルな世界観で、精霊といった言葉のイメージからは想像がつきにくく、そこが意外で楽しい。天使との会合シーンが特にそう思った。フォトマがどんどん魂を売っていくのでヒヤヒヤした。 バディを組んでいるハディアと共に図書館司書のジンのヒントによって訪れた書店のシーンが1番好き。2人とも仕事なのであんまり長居はできなかったが、主人と奥さんとの会話が楽しかった。ハディアの従兄弟の多さも、そのユニークさもクスッと笑える。
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久しぶりの翻訳小説。面白すぎてほぼ一日で読み終わってしまった。ストーリーはかなりシンプルだけど、とにかく世界観やキャラクターが魅力的。歴史改変SF、スチームパンクそして女性カップル・バディと、本当に好きなものだけがつまっていた。書いてあるはずのことが読めなくなる、忘れてしまう、自分/真実を語ることを禁じられる、そして自分の見たいと思ったことにカタチを変えるモノというところに現代的なテーマを強く感じた。意図的にそうさせられていることもあるが、情報過多、フェイク、自己欺瞞。世界を見極めねば。
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オリエントな響きの主人公の名前、荘厳な事件現場で始まりからつかまされる。全く訳の分からない事件を調査する主人公は、読者の?と同時進行の動きをして臨場感がある。個人的には、邦題『精霊を統べる者』より『A MASTER of DJINN』のほうがいい。「ジン」を「精霊」とするのは、彼...
オリエントな響きの主人公の名前、荘厳な事件現場で始まりからつかまされる。全く訳の分からない事件を調査する主人公は、読者の?と同時進行の動きをして臨場感がある。個人的には、邦題『精霊を統べる者』より『A MASTER of DJINN』のほうがいい。「ジン」を「精霊」とするのは、彼らの行動からそぐわないから。
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物語が加速していっててとても面白いし読みやすい。エジプト神の名前も今のとこ割と有名どころ?が出てきてるので置いてかれずに済んでる ルビで向こうの言い方が書いてあるのも馴染みがないからへーってなるし、つい口に出して読んでる。 めちゃくちゃ好き展開ktkr!!! あーーーー既にめち...
物語が加速していっててとても面白いし読みやすい。エジプト神の名前も今のとこ割と有名どころ?が出てきてるので置いてかれずに済んでる ルビで向こうの言い方が書いてあるのも馴染みがないからへーってなるし、つい口に出して読んでる。 めちゃくちゃ好き展開ktkr!!! あーーーー既にめちゃくちゃ好きだってなってる(今P211 十五章終わった)『精霊を統べる者』楽しいやっぱり私の直感正しかったしめちゃくちゃ買って良かった一気読み出来る日まで寝かせといて正解!!(今日読み終わる保証はない)映像化して!!!!! 『精霊を統べる者』 読了した〜〜 作中で何度も出てくる〝前の時〟のお話も読みたいよ〜って思ってたら普通にシリーズ何作もあったことを解説で知った・・where is 日本語版。゚(゚^o^゚)゚。 エジプト神、スチームパンク、ジンに魔法、スーツ(何着あるんですかどれもお洒落!!)がデフォの主人公魅惑的な恋人に世界の秘密、優秀なパートナーと色んな価値観の殴り合い(殴ってはいない)はファンタジーだけどリアルな現実問題もしっかり描写されててなのに先へ先へとスラスラ読めちゃう面白さ!まーーじ読み応えあったー!
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アラビアンスチームパンクエンタメ小説。 (分かる人には魔法強めのアラビアン・ギア・アンティーク) 第一次大戦直前の魔法が開放されたエジプトが舞台。 主人公は三つ揃えと山高帽に身を包んだ短髪巻き毛の褐色の男装の麗人! その設定だけでモリモリ。 ジンの住む世界との扉を開放し、その魔法...
アラビアンスチームパンクエンタメ小説。 (分かる人には魔法強めのアラビアン・ギア・アンティーク) 第一次大戦直前の魔法が開放されたエジプトが舞台。 主人公は三つ揃えと山高帽に身を包んだ短髪巻き毛の褐色の男装の麗人! その設定だけでモリモリ。 ジンの住む世界との扉を開放し、その魔法の力でエジプトを列強にのし上げた魔術師を称する人物が引き起こした混乱に、主人公が立ち向かう。 結末に向かって話が収束するように丁寧に伏線がはられており、エンタメとして読みやすい。 展開の組み立てはADVのノベライズを彷彿とさせる一本道感はあるものの、さらっと読むにはちょうどいい作品。
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