真夜中のマリオネット の商品レビュー
サスペンス感もあって好きだった。 二面性がなんとも言えない人間味を醸し出していて、個人的にはとても面白いと思った。
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人を信じるという善良な人間性が強いほど騙され、題名通りマリオネットにされてしまうような1冊。疑念を抱きながらも徐々に絆され、肩入れし、いつの間にか「私にしか助けられない」という特別感に依存していく主人公の姿は狂気的である一方で共感してしまうものだった。人の内面の善良さは「信じる」ことしかできない。証明など不可能なのだから。 涼介はそんな善良を文字通り吸い尽くす人間だった。まさに倉敷の言う通り、「悪意なく」やってのけてしまうからこそ真に恐ろしい。最終的には美濃部までが懐柔されてしまうほど、どの登場人物も、私たち読者も、彼のマリオネットとなってしまうのだ。
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猟奇殺人鬼「真夜中の解体魔」は誰か。息を呑む展開の連続にずっとドキドキが止まらなかった。このラストは予想出来ないし、怖すぎる結末に驚愕しました。完全にやられたけど面白かった。
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最初から最後まで振り回された。 瀕死の状態で運ばれてきた美少年は、一体何者なのか。 誰を信じたらいいのか、その美少年か、彼を追う刑事か、はたまたスクープを狙う記者か。 誰が嘘をついているのか。 嘘をついているのは何のためか。 幾重にも張り巡らされた企みに惑わされず、読者は神葬に辿...
最初から最後まで振り回された。 瀕死の状態で運ばれてきた美少年は、一体何者なのか。 誰を信じたらいいのか、その美少年か、彼を追う刑事か、はたまたスクープを狙う記者か。 誰が嘘をついているのか。 嘘をついているのは何のためか。 幾重にも張り巡らされた企みに惑わされず、読者は神葬に辿り着けるのか。
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連続殺人犯。遺体の体をバラバラにして、積み上げる。どんでん返し。 1人目の雪絵の母親は、元カノの母親。足首を持ち去る。2人目は警察官の妻で子宮を持ち去る、不倫相手が警察同期である偽犯人の倉敷。倉敷は犯人がターゲットの大切な人を奪っていると想定。3人目は主人公の婚約者の男、これでターゲットは主人公の女医になったと認識。4人目は雪絵だが、これは雪絵と倉敷による囮だった。 終盤のどんでん返しラッシュや、散りばめられた怪しげな伏線のせいで、一気に読んでしまった。
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今までとは違う感じの知念さんの作品。 途中薄々、この人?と思いやっぱりと思ったらラストの展開…(全く犯罪を犯していないわけではないので半分は当たってるのか) イヤミス、久しぶり。 意図的なのか生来のものなのか、好みじゃない限り(実際全く好みでなければ何も感じていない人もいるようだし)一眼見るだけで惹かれてしまうのだろうか。 でも女医さんにはもうちょっとだけ理性的に動いて欲しい思いはあったけど。
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殺した後に一晩かけて遺体をバラバラにする殺人鬼… 真夜中の解体魔が気になりよみました。 本当にキャラクター達に翻弄された。 え?どっちなの?誰なの?ってなりました。 疑いながら読み進め、面白かった 最後の最後まで操られてしまいました。 読み終わったあと、『うわぁ。マジかぁ。』と...
殺した後に一晩かけて遺体をバラバラにする殺人鬼… 真夜中の解体魔が気になりよみました。 本当にキャラクター達に翻弄された。 え?どっちなの?誰なの?ってなりました。 疑いながら読み進め、面白かった 最後の最後まで操られてしまいました。 読み終わったあと、『うわぁ。マジかぁ。』と、衝撃を受けました。 面白かったです
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