ヒストリエ(12) の商品レビュー
「ヒストリエ」12巻が出ました。 もう出ないかと思っていたけど出たよ。 よかった! どこの本屋も平積み。 日本にカルタゴに興味のある人がこんなにいるのは嬉しいです。 2024/07/09 更新
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前巻までのことをほとんど覚えていない 台詞の量に反比例する迫力 最近よく思うのは、小説じゃできない、漫画だからこそできる表現にお目にかかれた時、とても嬉しいということ とりあえずもう1度1巻から読み返そう 「ばっっっかじゃねぇの」 的な迫力あるページも登場しました
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顔の!情報量!何だこの台詞の少なさに反比例する情報量の多さは。最も重要なシーンの殆どに最低限の台詞が無い。ダイナミックなアクションシーンには台詞どころか音すらない。私の脳内のヒストリエにはBGMがない、終始無音の中の瞬きの時間の中にほんの僅かに動く目線(とその先に映る光景)と表情...
顔の!情報量!何だこの台詞の少なさに反比例する情報量の多さは。最も重要なシーンの殆どに最低限の台詞が無い。ダイナミックなアクションシーンには台詞どころか音すらない。私の脳内のヒストリエにはBGMがない、終始無音の中の瞬きの時間の中にほんの僅かに動く目線(とその先に映る光景)と表情筋の機微に圧倒的な情報量が圧縮されている。岩明均の作品には僅か1コマで何の説明もなく登場人物達がまるで別人になった様に成る(その変貌もまた無言の表情で伝わる)、コマとコマの間の畳み込まれた次元が存在する様な異様な空間が在る。その畳み込まれた隙間までにはきっと私の様な素人には分からない高度な漫画的技法が織り込まれているのだろうけれど私には分からない。分からないが、次のコマで別人の様に変貌した人物に完璧に納得している自分が居る。第12巻はそんな異様な瞬きと異様な情報量が最大に畳み込まれた1冊な気がする。何が何だか分からないが、圧倒された。
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5年振りの単行本! 11巻を読んだのが昔過ぎて何も覚えてないです・・・。 何も覚えてないなりに読み出すと面白いのだけれど、 続きは多分読めないと考えた方が良さそう・・・。 「何でこんな所で終わるの??」とは思ったけど、 きちんと完結させたチェーザレは英断だったなぁ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前巻から実に5年振りの新刊。 オリュンピアスの暗躍、フィリッポス王の暗殺(未遂)、また、エウリュディケとエウロパの死と、事件が立て続けに起きる第12巻。 フィリッポスやアンティパトロスの内面がようやく描かれていて感慨深い。 アルケノルが出たのは何巻振りか。出る度に不穏だけれど、どこで物語を掻き回してくるのかはまだ分からない。 次に続きを読めるのは何年後になるのか…首を長くして発刊を待ちたい。
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いよいよアレクサンドロス大王の時代が始まった…のは分かるんだけど、出版間隔が空き過ぎるのと、登場人物が多過ぎるのとで、もはやついていけてません。これ、完結後に読み直さなきゃいかんやつだ。
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