身体と魂の思想史 「大きな理性」の行方 の商品レビュー
スマートよりワイズを、と語るあとがきがよかった。 第6章 脱身体から拡張身体へ は以前読んだ『体はゆく』(伊藤亜紗)を思い出しながら読んでいた。
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とても分かりやすい。かと言って決して軽薄ではない。身体性をめぐり、骨太な議論が展開する。思想史的な前半と現代への照射を論じた後半からなる。結論は実験結果を踏まえた、穏当な身体拡張論。 ・メモ ・フロイトに比較してのライヒのオルガスムス論。身体を通した心へのアプローチ。 ・ファノ...
とても分かりやすい。かと言って決して軽薄ではない。身体性をめぐり、骨太な議論が展開する。思想史的な前半と現代への照射を論じた後半からなる。結論は実験結果を踏まえた、穏当な身体拡張論。 ・メモ ・フロイトに比較してのライヒのオルガスムス論。身体を通した心へのアプローチ。 ・ファノンの差別の経験が身体感覚さえも失わせたこと。
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