モノノ怪 鬼 の商品レビュー
映画→アニメと入って好きな作品となったので小説にも手を出してみた。しっかりモノノ怪の世界観を表現されていたが、やはり映像の方が良いし映像を観てないとこの作品の良さがわからないかも。映像観てる人向けの小説ね。 ストーリーはわかりやすいのだけれども読みづらい箇所が多々あった。モノノ...
映画→アニメと入って好きな作品となったので小説にも手を出してみた。しっかりモノノ怪の世界観を表現されていたが、やはり映像の方が良いし映像を観てないとこの作品の良さがわからないかも。映像観てる人向けの小説ね。 ストーリーはわかりやすいのだけれども読みづらい箇所が多々あった。モノノ怪という敵はわかりやすい。これはこれで映像化してほしいかも。
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前作より読みやすかったです。 舞台が同じ中、複数のモノノ怪がでる構成で、映画も3部作だしこんな感じになるかも、と思いました。薬売りさんの雰囲気もアニメに近く、すんなり読めました。 ただ、モノノ怪の発生原因があまり身近なテーマで無いので、悍ましさとか欲深さとかは少し希薄だったかなと思います。
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鬼御前が始めから出て来て、これが鬼かしらんと思ったが、そう単純ではなかった。 史実をベースに(実在した鬼御前と豊薩戦争)、少し時間をずらして、新たな物語を紡いでいる。 執着心と凝り固まった心が様々な鬼を作る。
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前回は短編集で薬売りさんが全然目立たないというか、ただモノノ怪を斬るためだけに出てくる通りすがり以下の話もあって物足りなさもあった。 それに比べて今回は四話構成の長編(もしくは連作短編)で、ちゃんと薬売りさんと登場人物たちの絡みもあったし、形、真、理の解明、ハイパーさんへの変化と『モノノ怪』のお約束を踏んでくれていたので、ちゃんと『モノノ怪』を読んでいる気になれた。 同じ場所でこうも連続してモノノ怪出てこられては、たまったものではないが。 島津と戦う若君と「鬼御前」の恋や家族の話をメインに、そこに薬売りさんが絡んでくる仕様。 鬼御前など作中に出てくるキャラの一部は実在の人物の模様。 状況的に悲恋になるかなと思っていたら……割とすっきりした展開で安堵。 鬼御前やハイパーさんの大暴れが見られてよかった一方、描写が足りないと思うことも多く、特にモノノ怪の見た目の描写が少なくて想像しづらかった。 会話の前後などに描写が足りないゆえに、誰のセリフなの?とか、今どういう状況?となることも結構あったので。 後半はあまり気にならなかったけど前半がなあ……牛鬼の姿が何度読んでもよく分からないままだ。 絵が欲しい……
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