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トヨタの子 の商品レビュー

3.6

22件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2025/02/08

警察関連の物語が多かった作者が伝記とタイムワープを融合させた。最後の方は時系列が混乱するけど、世界のトヨタの苦闘と成長物語として読ませて貰いました。乗ってるのはスバルやけど笑

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2024/12/19

ファンタジー。。。 本の分厚さからもう少し重厚なお仕事小説かと思いきや、早々にファンタジーで、そこに実在の人物が登場するので少々混乱。 期待した、ものづくりにかける先人の思いに触れられるのは良かった。 トヨタの御曹司、持つ者と持たざる者、悩みは遍くあるのだなぁ。

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2024/11/10

最初読み始めた時は厚みに萎縮していたが読み始めたら本の世界に引き込まれてあっという間に読み切ってしまった タイムリープと言う手法で祖父と接する章男。 自分もトヨタ車に乗ってはいるがトヨタの歴史など知らなかった詩章男の苦難の人生と共にトヨタの歴史を掻い摘む事ができた。 最後には感動...

最初読み始めた時は厚みに萎縮していたが読み始めたら本の世界に引き込まれてあっという間に読み切ってしまった タイムリープと言う手法で祖父と接する章男。 自分もトヨタ車に乗ってはいるがトヨタの歴史など知らなかった詩章男の苦難の人生と共にトヨタの歴史を掻い摘む事ができた。 最後には感動で目頭が熱くなってきた 吉川英梨の作品は海蝶シリーズもそうだが人情物で感情を維持できなくなる トヨタの子も大変いい作品であった またいつか再読してみたい

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2024/10/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

豊田一族,特に喜一郎と孫の章男の二人を主人公にして,決して出会わないはずの二人を,呪われたエンジンが仲立ちし,章男は喜一郎のいる過去にタイムトラベルする.死体に宿って喜一郎にアドバイスし何度も苦境を救うという,ややこしい展開. 豊田自動車の歴史書でもあり,企業同士のまた社内人事などお仕事小説でもあり,SFでも友情の物語でもある.

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2024/10/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

う〜ん、、 トヨタ自動車の社史、創業家の苦難に、SFを組み込んでパロディ要素もアクセントに入れたよー!的な??? 「アキオ、タイムリープする!?」 タイトルからしてトヨタ自動車まつわる云々……は予想していたが、まさかのおじいさんの時代へ飛んでった。 ブチブチと走馬灯のように話が飛び交っていく。 第1章の豊田喜一郎 では、幼少期から自動車会社の立ち上げまで。たびたび起こる不思議なこと? それが第2章の章男 でなるほどーと。 華麗なる創業家、と羨望の目でみられる反面、やっかみや怖れで周りの人が距離をおいたり、社内政治でかってに敵が多くなる心理は苦しかった。 現実の話、しかも会長在籍中の豊田章男氏を物語にしちゃう、しかもタイムリープしちゃう、その発想にびっくり!……なんだけど、突飛すぎて気持ちが置いてきぼりに。 世界一を誇る自動車会社になったトヨタだけど、数々の苦難があったな〜(プリウスの問題とか東日本大震災とか) それでもここまで続いて拡大していくのは経営陣が優秀で、社員や下請けでがんばってる裾野までの町工場があってこそ。 タイトル「トヨタの子」はダブルミーニングになっていて、そこを強調したかったのだろうな。 昨今つぎつぎと買収されたり倒れていく日本企業が多いなか、がんばれトヨタ!と思った。 ……てかトヨタが倒れたら日本ホウカイがはじまりそう、、

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2024/09/21

580ページもあるフィクション小説。豊田家の明治(豊田喜一郎さん)から令和(豊田章男さん)までの長い長い歴史を堪能させてもらった。「もっといいクルマをつくろうよ」との思いで時代の荒波を乗り越えながらここまでの大企業になった情熱が溢れ出る。 中盤まではタイムリープ(時空移動)の所が...

580ページもあるフィクション小説。豊田家の明治(豊田喜一郎さん)から令和(豊田章男さん)までの長い長い歴史を堪能させてもらった。「もっといいクルマをつくろうよ」との思いで時代の荒波を乗り越えながらここまでの大企業になった情熱が溢れ出る。 中盤まではタイムリープ(時空移動)の所がなんでや?そのお話いる?と思いながら感情移入できずに途中リタイヤしかけたが、最後まで読了後は心がほんわか、とってもいいお話でした〜! 大企業所以の大変さ、ボンボン御曹司と揶揄されながらのトヨタの車を愛した章男さん、戦時中軍需工場とさせられてトラックばかりを生産しなければならなかったこと、章男さんがテストドライバーとして命懸けのテストをしてきたこと、水素自動車にこだわったことに興味が惹かれました。 題名トヨタの子、は章男さんのことと思っていたが、トヨタに関わる全ての人たちでした。なるほど〜素敵。 ****** 自動車会社で働くということは、車を作る責任と、車が事故を起こすかもしれない責任の両方を担うということ ******

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2024/09/19

なんでトヨタ? しかも、めっちゃ社史… おまえに、現会長がタイムリープして過去のいろいろな場面に登場?するという、ぶっ飛んだ設定www なんでこの小説を書こうと思ったんだか?と思って探してみたらありました、インタビュー。 トヨタ自動車創業者、豊田喜一郎生誕130年の節目に刊行...

なんでトヨタ? しかも、めっちゃ社史… おまえに、現会長がタイムリープして過去のいろいろな場面に登場?するという、ぶっ飛んだ設定www なんでこの小説を書こうと思ったんだか?と思って探してみたらありました、インタビュー。 トヨタ自動車創業者、豊田喜一郎生誕130年の節目に刊行された小説で、吉川さんは講談社から執筆を依頼されたとのこと…なるほどね。

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2024/09/16

純粋な経済小説を望んでいる方にとっては肩透かしだったのかもしれない…。 でも、私は読んでいて登場人物の熱さに何度も胸打たれました。 苦悩しながらも人生をかけて突き進む躍動感をこんなにも味わえるなんて、とても良かった。

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2024/09/03

豊田紡織から始まり豊田自動車を立ち上げた豊田喜一郎から、現在の豊田章男まで続くトヨタ自動車の歴史。 なんだが… オカルトなのかファンタジーなのか、豊田家の人間が自動車造りに悩むと、都合良く死人がアドバイスや勇気を与えてくれる。 「トヨタの子」の表題から経済小説かと思えば、死人が時...

豊田紡織から始まり豊田自動車を立ち上げた豊田喜一郎から、現在の豊田章男まで続くトヨタ自動車の歴史。 なんだが… オカルトなのかファンタジーなのか、豊田家の人間が自動車造りに悩むと、都合良く死人がアドバイスや勇気を与えてくれる。 「トヨタの子」の表題から経済小説かと思えば、死人が時々に現れるとその度に物語のテンションが下がってさしまった。 斬新な描き方なのかもしれないが、まるで原田マハのような空想小説には少々ガッカリした。

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2024/08/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

トヨタの成り立ちや戦時中の苦悩など、フィクションと判っていてもリアルでした。 ただ、ここまでSFだとは思ってなくて意外でした。 「トヨタの子」は全員車が好きと言うのが共通点で、特に章男が一番熱かったです。祖父の喜一郎もトヨタの創始者で熱いですが、孫の章男のタイムリープしてまでトヨタを守ろうとする熱意が凄かったです。 喜一郎と章男。同じ志を持ってトヨタを愛した二人だからこそ通じる物があったんだと思います。

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