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雪わたり の商品レビュー

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2021/04/19

賢治の世界は、外せない。 「かた雪かんこ、しみ雪しんこ。きつねの子は、よめほしい、ほしい」。 すると森の中から 「しみ雪しんしん、かた雪かんかん」 というこえがして、白いきつねの子が出てきました。 「かた雪かんこ、しみ雪しんこ。きつねこんこんきつねの子。 こんこんぎつねの紺三郎...

賢治の世界は、外せない。 「かた雪かんこ、しみ雪しんこ。きつねの子は、よめほしい、ほしい」。 すると森の中から 「しみ雪しんしん、かた雪かんかん」 というこえがして、白いきつねの子が出てきました。 「かた雪かんこ、しみ雪しんこ。きつねこんこんきつねの子。 こんこんぎつねの紺三郎(こんざぶろう)」 登場人物の心情だとか、場面の移り変わりがどうだとか、そんなことはおいといて、純粋に、ただ楽しませたい。作家の手を放れた作品は、もう誰のものでもないのだから。

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2011/12/19

宮沢賢治です。 冬になったらブックトークでぜひいれたい本。 以前から読もう読もう読もうと思っててやっと読めました。 「きつね」がでてくる話ということで、私は結構好き。 ちょっと長めだけど、読み聞かせもしてみたいな。

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2010/09/15

キック、キック、トントン。 何度読んだかわかりませんが雪わたりです。 宮沢賢治の作品を全て読んだわけではないのですが、私はこの雪わたりが今のところ一番好きで、何度も読んでいます。 「雪わたり」というだけあって、寒い地方の、寒い時期のお話なのですが、寒い感じはあまりしません。 ...

キック、キック、トントン。 何度読んだかわかりませんが雪わたりです。 宮沢賢治の作品を全て読んだわけではないのですが、私はこの雪わたりが今のところ一番好きで、何度も読んでいます。 「雪わたり」というだけあって、寒い地方の、寒い時期のお話なのですが、寒い感じはあまりしません。 むしろ暖かな感じのする作品です。 当たり前ですが、物語は今まで読んだ本と変わりません。 違うのは絵ですね。 この本は、白黒の鉛筆画のようなタッチで絵が描かれています。 そう、まるで幻燈のよう。 真っ白な雪の日の夜、月明かりに浮かぶ狐と子どもたち。

Posted byブクログ