「手紙屋」 特別限定文庫版 の商品レビュー

喜多川泰(著者)

2024/08/17

これまで読んだ本の中で最も心に響いた「運転者」の作者の本だったので読んでみました。
読んでいく中で作者に前向きな気持ちにマインドコントロールされていることに気付いて自己啓発本として読了。

【P69】周囲の人に対して今までの経験からではなく将来「こうあって欲しいという称号を与える」ことで人生が一転する。
他人は自分の思い通りにはならないけど、ポジティブな称号（優しい人等）を与えることで人は期待に応えようとその通りに近づこうとしてくれる。直接本人に伝えなくとも巡り巡って本人の耳に入るもの。
【P85】どんな環境に身を置いてても人生を自分で切り拓こうとする人はどんな状況でも成功する。他責ではなく自分にできることを精一杯やる。見返りを求めるのではなく、報酬に関係なく自分のベストを尽くして毎日を生きる人が成功する。
【P238】夢を叶えることができた人は共通して「どうしてもやりたいことを情熱を持って続けてきた」人。夢を叶えられたなかった人は「才能がなかった」ことを理由にする。

2024/08/15

ところどころ素敵な名言もあり、とても納得できるところもあり、勇気をもらえるところもあり。なんだけど、全体的に薄っぺらさを感じた。小説というよりは自己啓発的なものに近い。私の年齢（アラフォー）もあるかもしれないけど、あまり響かず。Prime Readingで無料だったのでよかったが、お金出してたらちょっと後悔したかも。

2024/08/15

2024.8.13読了
本屋さんでなんとなく手に取った作品。今年読んだ中で1番と感じる程すごく良かった。
忘れたくない言葉が沢山散りばめられていて、何度も読み返したい。
正直ストーリー的には上手くいきすぎ？と思うところもあるけど…
仕事に悩んでる友達にも読んで欲しくて、プレゼントしようと思う。

2024/08/14

転職活動をする身として、改めて問う。
「自分にとって今の職場はあっていたのか」と。
心の中にあったものが具現化できず、
ずっと何に対して不満だったのかが続いている中で、
ブクログの新着でこの本を知りました。

『書楽』というカフェの広告チラシにあった『手紙屋』を知ってから
交流がスタートし、彼の人生を変えていくストーリーです。
今じゃデジタル時代なのに、文通というアナログな世界が心を温めてくれました。

今と昔と就職・転職活動はやり方も変わってはいるものの、
『自分がすべきミッション』っていうのは変わらないのだけど
壁がなかなか超えられず諦めてしまい辞めいってしまう
（派遣とか契約が決まってしまっているものは仕方がないとして）。
それはその企業がどういう性格をしているのか、もちろん企業側もですが
お互いにそれ相応の『情熱』を見極めてこなかったのが
大きな要因なんじゃないかと考えると、改めて自分がいままでやってきた
就職・転職活動って表面上でしか思っていなかったことに反省をしてしまった。。。

背中を押すようなストーリーは、いろんな書籍で発売されているが
等身大の自分と大いに重なって共感し、自分も次へ向けて進みたくもなりました。
就職・転職活動を行っている若い世代問わず、
30代以上の働き盛りにも読んでもらいたいなと思う本です。

手紙屋の返事に出てくる『例え』の表現がすごく好きですね。

2024/08/03

とても前向きな作品
手紙屋が誰なのか？気になりながらスイスイ読み進めて行けました。
目の前の事に全力を尽くす いい言葉ですね。
自分が就職する時に読んでいたら、どう影響を受けたかと考えてしまいました。

2024/07/22

　ものすごく為になることは書かれているんだけど、ストーリーがちょっとざんねん…。それと途中途中でネットワークビジネスセミナー感を覚えた。すごく良いことは言ってるんだけど、新興宗教みたいに、主人公が何の疑いもなく手紙屋の言うことを信じて、トントン拍子に上手く事が運んでいるところが「なんだかなあ」。小説というよりかは自己啓発本に近い作品だった。

2024/07/15

ブクログ始める前だからもう10年ほど前かな。
一度読んで、久々に文庫本サイズがあったので手に取りました。

たくさんの人が夢に向かって頑張ってるから読んで欲しいと思う作品です。

2024/07/14

実際に自分が転職活動をしていたタイミングで読んだので、「あーたしかに」となった。手紙屋の正体はなんとなく分かりつつも、そこは本筋ではない。