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100分de名著 宮本常一 忘れられた日本人(2024年6月) の商品レビュー

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2024/08/17

柳田国男が民俗学では有名ですが、それとまた違ったアプローチで、宮本常一は民俗学をきわめ、そして「経世済民」を目指した方です。「世間」と「社会」といった言葉で日本社会を言い表すこともありますが、その「世間」も一様ではなく、複雑で地域性があることなども、興味深かったです。

Posted byブクログ

2024/08/05

「宮本常一『忘れられた日本人』」畑中章宏著、NHK出版、2024.06.01 109p ¥700 C9439 (2024.08.05読了)(2024.05.28購入) 【目次】 はじめに 名も無き人々の「小さな歴史」から日本を見る 第1回 もう一つの民俗学 第2回 伝統社会に秘...

「宮本常一『忘れられた日本人』」畑中章宏著、NHK出版、2024.06.01 109p ¥700 C9439 (2024.08.05読了)(2024.05.28購入) 【目次】 はじめに 名も無き人々の「小さな歴史」から日本を見る 第1回 もう一つの民俗学 第2回 伝統社会に秘められた知恵 第3回 無名の人が語りだす 第4回 「世間師」の思想 もう一冊の名著 高取正男『民俗のこころ』 ☆関連書籍(既読) 「忘れられた日本人」宮本常一著、岩波文庫、1984.05.16 「イザベラ・バードの『日本奥地紀行』を読む」宮本常一著、平凡社ライブラリー、2002.12.09 「宮本常一が見た日本」佐野真一著、NHK人間講座、2000.01.01 「遠野物語」柳田国男著、角川文庫、1955.10.05 「柳田国男「遠野物語」」石井正己著、NHK出版、2014.06.01 「折口信夫『古代研究』」上野誠著、NHK出版、2022.10.01 「新装版苦海浄土」石牟礼道子著、講談社文庫、2004.07.15 「石牟礼道子『苦海浄土』」若松英輔著、NHK出版、2016.09.01 (アマゾンより) 名もなき人々の営みに、真の歴史があった 柳田国男、折口信夫と並ぶ民俗学の巨人・宮本常一。彼は、各地の歴史や文化、産業などの民俗学的調査を進めるなかで、自らの足で日本列島をすみずみまで歩き、人々から膨大な話を聞いた。それを通して触れた人々の生活意識や文化の奥深さ・多彩さを、既存の民俗学の方法を超えて、紀行、座談、聞き書き、随筆など様々な手法を用いて浮かび上がらせたのが『忘れられた日本人』だ。 伝統的な歴史叙述には描かれてこなかった無名の人々=「庶民」が育んできた“小さな歴史”をひもとくことで、いまなお私たちのうちに息づく文化の基層をたどる。同時に、そこに存在したユニークな「公共性」「民主主義」から、現代社会に通じるヒントを読みとく。

Posted byブクログ

2024/07/09

100分de名著に合わせて 先月読了してたけど 登録忘れてた! 「忘れられた日本人」 またじっくり読み直したくなる本!

Posted byブクログ

2024/06/28

番組も含めて、読了。久しぶりに入りやすい名著でした。無名の人々の小さな歴史、失敗と停滞の歴史が、いますを創り上げてきた。その人達の様子が迫力のある言葉で書かれています

Posted byブクログ