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キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ の商品レビュー

4.1

23件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/09/19

シリーズ2作目。 今回は「常夜灯」でのシーンが少なめで、主人公つぐみが働くレストランの話が中心。 仕事の悩み、恋の悩み…わかるんだけど、ありがちな感じがしてしまって、感情移入しずらかった。 1作目の内容をほぼ忘れてしまっていたけど、今回もちょこちょこ同じ人が登場していて記憶かよみ...

シリーズ2作目。 今回は「常夜灯」でのシーンが少なめで、主人公つぐみが働くレストランの話が中心。 仕事の悩み、恋の悩み…わかるんだけど、ありがちな感じがしてしまって、感情移入しずらかった。 1作目の内容をほぼ忘れてしまっていたけど、今回もちょこちょこ同じ人が登場していて記憶かよみがえった。 1作目の方がお料理の描写が丁寧な印象で好きだった。

Posted byブクログ

2024/09/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表紙買い。一文が短くてすごく読みやすい。仕事に向き合う際の心構えと、人との繋がりの温かさを改めて感じることができて、とても心が満たされた。仕事でやりがいを感じられたことも、キッチン常夜灯が職場の近くにあることも、明良くんと温かい関係性に戻れたことも、全部羨ましく感じるほど、私の理想がぎゅっと詰まった作品だった。 これがシリーズものであることを知らなかったので、ひとつ前の作品もさっそく購入しよう。 _ 24.09.16

Posted byブクログ

2024/09/15

「キッチン常夜灯」の2冊目。 図らずも“食に救われた”という話が続いたが、こちらの方が断然好み。 今回の主人公は、前作の主人公・南雲みもざと同期入社で、今は本社勤務をしている新田つぐみ。会社の方針で店長の座を女性に譲ったおじさんたちに囲まれて本来業務に加えて雑用までこなす。 そ...

「キッチン常夜灯」の2冊目。 図らずも“食に救われた”という話が続いたが、こちらの方が断然好み。 今回の主人公は、前作の主人公・南雲みもざと同期入社で、今は本社勤務をしている新田つぐみ。会社の方針で店長の座を女性に譲ったおじさんたちに囲まれて本来業務に加えて雑用までこなす。 そうしたつぐみがみもざに連れられて行った「キッチン常夜灯」に通い出すところまでは、まあ、普通の流れ。 ただ、そこからがぐんぐんとよい話に。店舗に勤める恋人との関係に悩みながら、フェアの仕込み、新商品のメニューづくりやクレーム対応に追われるつぐみの仕事振りと、彼女を癒すあたたかい食事の様子に惹き込まれる。 会社における本社と現場の関係が詳らかに描かれるが、本社には現場には分からない本社ならではの苦労があり、私も本社や本部勤めが多かっただけに、そこで悩むつぐみの苦労がよく分かる。 終盤の見せ場は、本社として現場の力を立て直そうとする取り組みの矢先に入ってきた神保町店の貸し切りイベント。依頼してくるお客様の心情にも、これを受けたお店の心意気にもジンとする。 かつてない試みを成功させるために奔走するつぐみと店長、後押しする営業部長、思わぬ働きを見せるお荷物と思われていたベテラン社員、それぞれがよい仕事をする場面には、仕事をすることの喜びや楽しさが溢れていて、とても佳い気持ちになれた。

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2024/09/05

キッチン常夜灯、第2弾。前作のみもざの同期で、本社勤務のつぐみが主人公。つぐみは仕事が忙しすぎて、年下の彼氏の明良ともすれ違うばかりで悩んでいる。みもざの誘いで「常夜灯」を知り、周りを見る力を養っていく。前作通り大事件は起こらないが、常夜灯で過ごすうちに大切な事に気づく作品。

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2024/09/03

今回も出てくる料理全てが美味しそうで、お腹がなりそうになる小説でした。 続編がまた出たら読みたい。

Posted byブクログ

2024/08/29

やってしまった、これは二巻だった。 夜から翌朝まで開店する「キッチン常夜灯」を舞台にしたドラマだが、じんわりと心にしみる暖かさがある。息が詰まりそうな会社での生活と、オンとオフの切り替えが上手く描かれていてドラマも盛り上げどころがきっちりしていて読みやすい。一巻から読みます。

Posted byブクログ

2024/08/25

主な登場人物がチャーミング。仕事で大変な想いをしている人は多いはず。苦しんだ分だけ成長できると信じたい。困難を乗り越える為にも心許せる人と話しながら食事をする事は大事なことかも。

Posted byブクログ

2024/08/24

水道橋の小さな路地にある 「キッチン常夜灯」夜から朝まで営業し 終電を逃した男の人には、美味しい料理を 早朝から働く人たちには味噌汁とおにぎりを 張りつめた人には温かいスープを提供してくれる 店内には、接客担当の堤さんとシェフの城崎さん そして常連客の人たち 今回の主人公は前...

水道橋の小さな路地にある 「キッチン常夜灯」夜から朝まで営業し 終電を逃した男の人には、美味しい料理を 早朝から働く人たちには味噌汁とおにぎりを 張りつめた人には温かいスープを提供してくれる 店内には、接客担当の堤さんとシェフの城崎さん そして常連客の人たち 今回の主人公は前作の主人公の同期で 本社勤務の「つぐみ」 彼女もまた、仕事に恋に悩み 悩んでいることさえ悩み、かっこつけて疲れてしまっている そんなつぐみは、みもざに教えてもらった 「キッチン常夜灯」に通いながら、自分自身と対話し、心をほぐしていく。 短編を重ねながら前向きになるのは前作と同様。 登場人物のみなさんも、お元気そうで嬉しかった。 お料理の描写も美しく、温かったけれど 今作は仕事のパートが多く「キッチン常夜灯」の場面は少なく感じ、もっとあの場所を味わいたかった。 でも、現実としては、それくらいさりげない立ち位置でも大切な場所があるだけで拠り所になる気持ちはすごく分かる。 今夜は絶対、あれを食べにいく! 今夜は絶対、本の続きを読む! こんな小さな野望を持った日は仕事や家事を頑張れる単純な私にも、「キッチン常夜灯」みたいなお店があったらと羨ましくなる1冊だった。

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2024/08/14

二冊目なら面白くなるか?!と 期待をこめて読んでみた。 40ページ読んでも 会社の愚痴っぽいことと、 彼氏とのすれ違い生活の描写ばかりで、 眠気が来たので読むのを止めました。

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2024/08/07

前作の主人公みもざの同期のつぐみが今作の 主人公。飲食店本社の仕事や恋人の明良とも上手くいかずに悩んでいる。みもざに連れられてやってきたのが「キッチン常夜灯」。シェフが作る料理と飲み物で心も体も満たされ、段々疲労が回復していきほどけていく。 作者が飲食店勤務だったということもあり...

前作の主人公みもざの同期のつぐみが今作の 主人公。飲食店本社の仕事や恋人の明良とも上手くいかずに悩んでいる。みもざに連れられてやってきたのが「キッチン常夜灯」。シェフが作る料理と飲み物で心も体も満たされ、段々疲労が回復していきほどけていく。 作者が飲食店勤務だったということもあり、本社(社員)や店長側の目線が具体的だった。読み進めていくにつれまるで読者側も飲んだり食べたりしたかのように心身共に満たされてストレスが緩和された。

Posted byブクログ