図書館ウォーカー(2) の商品レビュー

オラシオ(著者)

2024/12/16

図書館ウォーカー2巻目。

旅のついでに…なだけに図書館に触れない回もあるが、オールカラーの写真だけでもその町の雰囲気を感じられる。
今回も北海道から沖縄まで62の図書館を紹介。

釧路市中央図書館(北海道)は、新釧路道銀ビル内の3〜7階を占める。
ガラス張りの展示や併設の釧路市文学館の立派さなど見どころもたくさん。

季節限定ではあるが、桜の花を楽しめるのが十和田市民図書館(青森県)で安藤忠雄が手がけたコンクリート打ちっぱなしのシャープなデザインも魅力的。

名建築といわれる図書館が多くなっているのは好ましく思うが、予算を投入できるという羨ましさもある。

コラムのソフトクリーム津々浦々を楽しく読みながら図書館ウォーカーって、何を見てるの？も良かった。良いサインの例として松原市民図書館「読書の森」(大阪府)が紹介されている。
初めて入る図書館だと目指す資料のある書架を見つけやすいのは嬉しいことだ。
この街の住民だったらを想像するのが好きだと言う著者。
通うとしたら居心地や使い心地が気になるだろう。
もちろん人の雰囲気も。
図書館に行くなら、ぜひ公共交通でのコラムから著者が運転免許を持っていないので電車やバスで移動するとあった。
駅近図書館やホテル併設図書館などを知ったのも著者からなので、近隣であれば車で行くのもありだが、旅行のついでなら気軽に駅近図書館をのぞいてみたいと思う。

2024/12/10

元公共図書館員の著者による、図書館を中心に全国を巡る旅行記の第2巻です。
陸奥新報掲載の記事から61点が加筆修正された一冊。
旅行中の訪問地に図書館を加えるスタイルで、図書館に到着するまでの過程と建物の外観や立地を主に楽しんでいます。
そのため万が一休館であっても、それはそれで良しとしています。
写真が多めで、目的地に至るまでに広がる風景が想像できました。
1巻と同様に幾つかの図書館には私も足を運んだことがあり、別の視点と感性による発見が面白いです。

2024/10/31

1のついでに2も借りました
知ってる図書館がひとつもなく
自分は公共交通よりも車で行きたい派
自分なりの図書館ウォーカーをしていきたいなと思った

2024/08/30

図書館・旅行の新しい楽しみ方を提案し、好評を得たシリーズ第2弾。青森県の地方紙「陸奥新報」に連載中の人気エッセイ「図書館ウォーカー」から前版未掲載分61編をセレクト、書き下ろし1編、カラー写真、交通・近くのおすすめスポットなどのデータ、コラムを新たに加え単行本化。（アマゾン紹介文）

嬉しい続刊。
普通に会社員やっているとこんなにいろんなところには行けないけれど、たまの旅行時にはぜひ真似してみたい。
表紙が昼から夕方に移っているので、3が出れば夜になっているのだろうか。

2024/07/07

図書館には、大変お世話になっている。

新刊も充実しているし、ネットで予約もできるし、
新聞、雑誌、CD、カフェ、なんでもある。

著者は、元図書館員なので、
こんな旅のガイドブックができたのだろう。
読者としては館内の映像も見たかったが、NGなので仕方がない。
建物探訪として楽しんだ。

海の見える図書館がけっこう掲載されているのは、
著者が海が好きなのもあるし、
山の中の図書館はありえないｗ

本離れが多くなっている昨今、
子供のうちから図書館を利用して、
たくさんの本と触れ合ってほしい。

2024/06/01

その県の一番有名で綺麗な図書館が紹介されているのかと思ったら、かなりローカルな図書館が紹介されていて面白かった。

「次においでになった際に、ご返却ください。」
会津川口駅只見線駅文庫
除籍本を観光客に貸し、リピーター促進にしているのがおもしろい。

全国的に非常に珍しい県立と市立(高知市民図書館本館)との合築・共同運営であるオーテピア高知図書館に行こうと思ってGoogleマップを開いたら記憶にないが過去の自分が行きたい図書館リストに保存していて驚いた。