老いの贅沢 の商品レビュー

曾野綾子(著者)

2024/06/30

全体的にとても読みやすい本だった。
曽野綾子さんの本は何冊も読んでいるが
この本もまたいつくかの学びがあった。
曽野綾子という人の持つ魅力も相まって、人生観や生き方考え方が私にはとても好き。
私はこうであると言う言えることがとても心地よい。

さて人生よ先輩が仰っていることで
黙って看護に当たっている人、というものがあった。
これは今の私のどれだけ救いになったか。
身近な人の世話は期限がない、安息もなく変化もなく感謝もされない。そう書いてあり、私の深い悲しみはこれだと気づいた。
少なくともボランティアなら誰かに有難うと言ってもらえてその分苦労が軽くなる…そうなんだよな…

そしてイタリア語で小さな感動を持った時につぶやく言葉も一つ習った。
コーメスタータリッカラミーアヴィータという言葉だと。興味がある方は探してみてください。

2024/06/18

退職し、時間の拘束から解き放たれた時、学生のような自由が再び始まる。その時、それを何に使うのか、歩みながら考えると良い。間違ったら、軌道修正すれば良い。時間が如何程あるのか？誰も知らない。明日突然無くなるかも…。