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あぶないばしょはどっち? 遊んで学べる防犯絵本 の商品レビュー

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2024/05/23

子どもを襲う悪い大人に、できるだけエンカウントしないように、子ども自身があぶない場所を見分けられるよう導くための本です。保護者と一緒に読みながら、普段出歩く時の約束などを決めるのに役立つ本だと思います。 『つぎのひとたちの中に、こどもをねらうわるいおとながいます、だれでしょう?』...

子どもを襲う悪い大人に、できるだけエンカウントしないように、子ども自身があぶない場所を見分けられるよう導くための本です。保護者と一緒に読みながら、普段出歩く時の約束などを決めるのに役立つ本だと思います。 『つぎのひとたちの中に、こどもをねらうわるいおとながいます、だれでしょう?』という問いで、(なるほど、悪い人は見た目じゃわからないよと言うつもりなんだな)と思ってページをめくったのですが、思ってるより絵が怖くてヒィッとなりました。この絵本に出てくる『悪い大人』が大人には具体性を帯びた性犯罪者に見えているので、大人も読んでてじっとり怖いです。(正しく怖がろうという趣旨だと思います)にしても、悪い大人が出っ歯で眼鏡で長めのセンター分けなのはなんかその人でいいの…?と思わないでもないですが…子どもに読んでいると、二回目以降『わかるよ!この人!』って絶対なるので、間違った学習をしてしまわないかという点もちょっと気になる。 あと子どもにはこの本で言う「見えにくさ」の概念がむずかしいという点もちょっと…「心理的な見えにくさ」も見えにくさの中に含まれるので。 ただとにかく人の多いところでは一人にならない、トイレに行く時は必ず保護者などと一緒に行くということさえ覚えてくれればそれで御の字であり、その目的はこの本で達せられるように思うので、子どもと防犯の話をしたい方におすすめです。

Posted byブクログ