笑いの正解 の商品レビュー
生きている東京喜劇のレジェンド伊東四朗を、これほど広く深く調べ上げリスペクトする笹山啓輔氏の姿勢に敬服する。 86歳で現役の喜劇役者を熱海五郎一座にて見ているだけに、この本で改めて伊東四朗という喜劇人がいかに重要な人物であるかを知らしめられた。 てなもんや三度笠から伊東四朗を知る...
生きている東京喜劇のレジェンド伊東四朗を、これほど広く深く調べ上げリスペクトする笹山啓輔氏の姿勢に敬服する。 86歳で現役の喜劇役者を熱海五郎一座にて見ているだけに、この本で改めて伊東四朗という喜劇人がいかに重要な人物であるかを知らしめられた。 てなもんや三度笠から伊東四朗を知る読者には、懐かしさとそれ以上の慈しみさえ感じる本だった。
Posted by
最後の喜劇人伊東四朗。東京喜劇の系譜を引き継ぐ役者。日本の喜劇の歴史の生き証人の評伝。山藤章二が喜劇役者を評した、溢れる演技の意欲を抑えてシリアスに演じる圧縮比の話が実に興味深い。伊東四朗の他いかりや長介ら伴淳三郎、渥美清などのシリアスな演技時の真剣な目つきの迫力。 吉本新喜劇と...
最後の喜劇人伊東四朗。東京喜劇の系譜を引き継ぐ役者。日本の喜劇の歴史の生き証人の評伝。山藤章二が喜劇役者を評した、溢れる演技の意欲を抑えてシリアスに演じる圧縮比の話が実に興味深い。伊東四朗の他いかりや長介ら伴淳三郎、渥美清などのシリアスな演技時の真剣な目つきの迫力。 吉本新喜劇とは違った東京喜劇の系譜が良く分かる作品。
Posted by
【笑って笑って66年! 舞台、映画、テレビ……。伊東四朗はいつも「そこ」にいた】東京喜劇が野暮を嫌い、粋を重んじてきて約百年。初舞台から60年を越え、現在86歳の伊東四朗の生涯は東京喜劇史そのものである。
Posted by
- 1