こころのラリー の商品レビュー
卓球やってる人はもちろん、そうでない人にもおすすめ。進路選択や生き方にも通ずる良書。緊張やミスを乗りこえるヒントなど、レジェンドは考え方が面白い! 穏やかな佳純ちゃんがこんなに負けず嫌いだったとは。
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つらかったら逃げてもいい、と大人なら子どもに言わずにはいられませんが、アスリートとして世界で活躍した人たちから「つらければ逃げてもいい」「でも私は耐えてよかった」という話を読むのは子どもにとってはなかなか得難い体験かもと思います。この本の面白いのは、水谷さんと石川さんが全然違うタ...
つらかったら逃げてもいい、と大人なら子どもに言わずにはいられませんが、アスリートとして世界で活躍した人たちから「つらければ逃げてもいい」「でも私は耐えてよかった」という話を読むのは子どもにとってはなかなか得難い体験かもと思います。この本の面白いのは、水谷さんと石川さんが全然違うタイプの選手だったと言う点。お二人とも世界ですごい成績を残された選手ですが、競技生活へのアプローチはそれぞれで、読んでいる子どもも、これが唯一の正解、というのではなく、自分が何かを頑張るときのヒントとして読みやすいなと思いました。それにしても石川選手の回答部分はとっても興味深かったです。卓球はメンタルスポーツだと聞いたことはありましたが、試合中にどれだけ頭を働かせるかということが、話の端々に現れていて、卓球というスポーツ自体への関心も高まりました。面白かったし参考になりました。バランスのよい本だと思います。
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