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おもみいたします の商品レビュー

4.1

7件のお客様レビュー

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2024/11/10
  • ネタバレ

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目が見えない主人公のお梅ですが、その世界は広く大きく豊かなところが素敵だなーと思いました。 そして、お梅を取り囲む登場人物が魅力的です。大きな白い犬の十丸と天竺鼠の先生がかわいいです!何より、仙五朗親分はかっこいい!いろいろな作品に出てきてくれて嬉しいです。

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2024/10/29

江戸で人気の揉み師のお梅は青眼者には見えないものが見え、感じ、揉みほぐし心身を楽にしてくれる。お梅だけでも魅力的だけど、謎の多い大きな白い犬の十丸と天竺鼠の先生のかわいさが魅力。冒頭の事件をすっかり忘れ楽しんでたけど話が繋がった時に軽く衝撃を受け、悲しい女たちに切なくなる。もちろ...

江戸で人気の揉み師のお梅は青眼者には見えないものが見え、感じ、揉みほぐし心身を楽にしてくれる。お梅だけでも魅力的だけど、謎の多い大きな白い犬の十丸と天竺鼠の先生のかわいさが魅力。冒頭の事件をすっかり忘れ楽しんでたけど話が繋がった時に軽く衝撃を受け、悲しい女たちに切なくなる。もちろんお梅にも揉み師になるまでの悲しき過去がありこの終わり方では色んなことが気になって仕方ない。お梅や、自分を取り戻したお清の言葉が凛とし大事なことに気付かせてくれるので読んでると心がほぐれる。お梅に身体の凝りもほぐしてもらいたい。

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2024/09/04

面白くて引き込まれて一気読み。是非シリーズ化して欲しい。お梅さんに揉んでもらって心も身体も軽くなりたいものだ。

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2024/08/01

序/夜に浮かぶ/日だまりの庭/一人の男/夢の稲穂/ 白い道/かそけき声/小さな真/おもみいたします/ 跋:出逢いの一幕にかえて 人の体を揉み解すのは心をほぐすことにもなるのですね。心も身体もほぐれれば活力も湧いてくる。 ふと浮かんだのは「指圧の心母心おせば命の泉わく」。 何か...

序/夜に浮かぶ/日だまりの庭/一人の男/夢の稲穂/ 白い道/かそけき声/小さな真/おもみいたします/ 跋:出逢いの一幕にかえて 人の体を揉み解すのは心をほぐすことにもなるのですね。心も身体もほぐれれば活力も湧いてくる。 ふと浮かんだのは「指圧の心母心おせば命の泉わく」。 何かのコマーシャルだったっけ?

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2024/07/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読書記録です。まだの人は読まないでね。 久しぶりに仙五朗親分に会えた!読んでる途中で「あ、これは読後感が良い作品♪」と確信して最後まで一気に読み切りました。 途中で犯人はわかったし、たぶんそうだろうと思ったとおりの展開だったけど、私にとっては「読むことが癒しになる著者の本」 加代の生い立ち、汚れ仕事も引き受けて、大切な人の敵とみなした相手を始末していく…本来なら残された者が大きく背負うであろう禍根を「自分のしたことだから」と自分で心の臓を止めてしまってまで始末をつけてしまった。これ、刑罰で首を落とされたら残された者はもっと苦しむはず。そして汚れ仕事をさせた側(知っていた旦那と知らなかった奥方)にも一方的にワルイヤツというくくりもなくて。いろいろ考えさせられました。 揉み師になったお梅の「出逢い(先生と十丸@とおまる)」のエピローグもあって、これは続く予感、と思ったらR6.6に続きが出てました。

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2024/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

万年肩こり、腰痛持ちの私σ(^_^;) まじめに揉んでほしい! そして、悩むごとも解決してほしいと思いながら読んでました。

Posted byブクログ

2024/05/27

これは、あさのあつこさんというより、宮部みゆきさん寄りの作品だと感じた、と言ったら、非常に失礼だし生意気な言い方だろう。何か不思議な「もの」が登場するし、完全なミステリーだし。しかし、そんな中でも、不思議と怖い感じじゃなく、温かいのはやっぱり、あさのさんらしいところかな?

Posted byブクログ