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箱根駅伝を伝える テレビ初の挑戦 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/07/18

毎年当たり前のように見ている箱根駅伝。 放映に向かう熱い思い。 新しいことへの挑戦。 胸アツな1冊です。

Posted byブクログ

2024/07/01

これは文句なしの力作だ。 毎年楽しみな、お正月の名物番組。 その裏側にこんな物語があったとは・・・。 来年のお正月も楽しみに見させていただきます。

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2024/06/27

毎年 箱根駅伝を楽しみにしている身として、その中継の裏側であり、その中継の原点となる第63回大会のテレビクルーたちの奮闘を描いたドキュメント。 多くの取材によってまとめられたストーリーはとてつもないリアリティーで訴えかけてきます。 個人的なことですが毎年箱根駅伝5区のコースを走...

毎年 箱根駅伝を楽しみにしている身として、その中継の裏側であり、その中継の原点となる第63回大会のテレビクルーたちの奮闘を描いたドキュメント。 多くの取材によってまとめられたストーリーはとてつもないリアリティーで訴えかけてきます。 個人的なことですが毎年箱根駅伝5区のコースを走って上ることを趣味としているので、あの場所ではこんな苦労があったのかと箱根の険しさを再認識させられます。 ただ、おそらく取材によって膨大な素材を得て書かれた本なのでしょう。 もっと膨らませたり、もっと前後の出来事と絡めて描けたのにと残念に思う場面もいくつかありました。 それだけ箱根駅伝は奥が深いということですね。

Posted byブクログ

2024/06/10

今やお正月の風物詩として定着した箱根駅伝の生中継。読売テレビが初めて箱根駅伝を生中継したのは意外にも最近で1987年の第63回大会で、本書は箱根駅伝の生中継に挑んだ中継裏方スタッフの方々の奮闘を描くノンフィクションです。 私も含め一般視聴者は箱根駅伝の生中継の技術的なハードルの高...

今やお正月の風物詩として定着した箱根駅伝の生中継。読売テレビが初めて箱根駅伝を生中継したのは意外にも最近で1987年の第63回大会で、本書は箱根駅伝の生中継に挑んだ中継裏方スタッフの方々の奮闘を描くノンフィクションです。 私も含め一般視聴者は箱根駅伝の生中継の技術的なハードルの高さをあまり認識していません。競技場で競技が完結するトラック競技や、ほぼ街中折り返しで20数㎞の範囲で完結するマラソンとは異なり、箱根駅伝は片道100㎞超、しかも5区、6区ではかなりの山間部にコースが設定されています。山間部ではいかに放送の電波を途切れずに中継するかが問題で、本書でもコースを俯瞰できる山の山頂や、コース沿いの建物の屋上など、多くの地点に機材を設置する様子が描かれています。 「ヘリコプターで中継すればいいやん」と思ってしまいますが、箱根山中は気流が乱れやすく、ヘリコプター無しでの状況も想定しなければなりません(実際、2日目復路は飛べなかった)。それら問題を一つ一つ解決し、中継の実現を目指すまでを描くのが本書前半部。 そして本書後半は1987年の第63回大会の経過とともに、スタッフがどう動いて中継を実現させたかが描かれています。 初の生中継に挑んだプロデューサーが拘ったのは「テレビが箱根駅伝を変えてはいけない」という事。昨今のオリンピック中継では、開催時期が他のプロスポーツとの兼ね合いで真夏になったり、スポンサーの意向で競技時間が変更になったりと”テレビの都合”が優先されるケースが散見されます。このプロデューサーの志があるからこそ、今も安心して中継を観ていられるのだと改めて実感。 過去に出場した選手への取材を重ねるうち、この大会の歴史的な重みを再発見したり、中継スタッフが真冬の箱根山中で一晩を過ごすことになったり、スタッフ、アルバイト含め300人超の宿泊、食事の手配に奔走するスタッフがいたり、本当に多くの人がいろんな形で協力することで実現できている番組であることを再認識しました。 選手を主役にしたノンフィクションは数多くありますが、テレビ中継スタッフを主役にした本書、私達が普段は目にする事がない裏方さんにスポットを当てた素晴らしいノンフィクションだと感じました。

Posted byブクログ

2024/06/10

箱根駅伝全区間を生中継する日本テレビの挑戦。正月三が日を箱根駅伝のために奮闘するスタッフたちの感動の物語。 池井戸潤「俺たちの箱根駅伝」の元ネタの一つと思われる。小涌園の協力や定点カメラの設置場所を巡る交渉など。 ほぼ日テレスタッフの話だが、初出場だった山梨学院大学生、後に漫画家...

箱根駅伝全区間を生中継する日本テレビの挑戦。正月三が日を箱根駅伝のために奮闘するスタッフたちの感動の物語。 池井戸潤「俺たちの箱根駅伝」の元ネタの一つと思われる。小涌園の協力や定点カメラの設置場所を巡る交渉など。 ほぼ日テレスタッフの話だが、初出場だった山梨学院大学生、後に漫画家となる高橋しんとご両親のエピソードも感動的だった。 今では当たり前のような生中継、実は多くのスタッフの努力の結集でもある。 感動する一冊です。

Posted byブクログ

2024/04/16

【“箱根”に魅せられたテレビマンたちが、前代未聞の生中継に挑む】いまやお正月の風物詩となった、箱根駅伝。1987年、初めてテレビ中継に挑んだテレビマンたちの奮闘を描く傑作ノンフィクション。

Posted byブクログ