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言葉屋(10) の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2024/09/01

言葉屋シリーズ完結おめでとうございます。お疲れさまでした。 kindle unlimitedで9巻まで一気読みし、最新作が出たということで紙の本で購入した本作をやっと読みました。1〜9巻までも紙の本で持って、何度でも読み返したいと思っているので購入予定です。 今回は最終巻なだけ...

言葉屋シリーズ完結おめでとうございます。お疲れさまでした。 kindle unlimitedで9巻まで一気読みし、最新作が出たということで紙の本で購入した本作をやっと読みました。1〜9巻までも紙の本で持って、何度でも読み返したいと思っているので購入予定です。 今回は最終巻なだけあり、今まで詠子と関わり合い助け合ってきた面々が勢ぞろいでした。 それぞれのエピソードを絡めたものが出てきて、作者はこの結末まですでに考えていたのか!と驚きました。

Posted byブクログ

2024/06/25

あーついに最終巻。 まだまだ続くと思っていたのに。 最終10巻は最初から大団円になるのがわかるくらいに次から次へと今までに出てきた人物が出てくる。 その中でも詠子ちゃんは悩んで成長していく訳だけれども。 物語の中の4年間の間にこんなにも大きく成長したんだなぁ。 いつも誠実だったか...

あーついに最終巻。 まだまだ続くと思っていたのに。 最終10巻は最初から大団円になるのがわかるくらいに次から次へと今までに出てきた人物が出てくる。 その中でも詠子ちゃんは悩んで成長していく訳だけれども。 物語の中の4年間の間にこんなにも大きく成長したんだなぁ。 いつも誠実だったからあんなにも皆から手を差し伸べられたんだよね。 あーさみしいなぁ。 終わっちゃった。 これは児童書にしておくには勿体無いと何度か書いた気がするけど、本当に児童書にしておくには惜しい。 もっとたくさんの人に読まれてほしいシリーズ。

Posted byブクログ

2024/06/10

終わってしまうのがいやで、 なかなか読み始められなかったけど、 読み始めたらあっというま。 さようであるならば たからものがまたひとつ増えました。

Posted byブクログ

2024/07/12

娘(今はふたりとも大学生)が小中学生のときに始まった言葉屋シリーズの最終巻。いろいろあって、朝日小学生新聞連載が終わってから諸般の事情で単行本化ができずにいたのがやっと本になったというので、うれしく買ってきたけれど、実は3年前に出た9巻がまだ積読のままなので(←ブクログの本棚をみ...

娘(今はふたりとも大学生)が小中学生のときに始まった言葉屋シリーズの最終巻。いろいろあって、朝日小学生新聞連載が終わってから諸般の事情で単行本化ができずにいたのがやっと本になったというので、うれしく買ってきたけれど、実は3年前に出た9巻がまだ積読のままなので(←ブクログの本棚をみるとこういうことがすぐにわかるのほんとにありがたい)まずはそれを発掘して読まなければ。 (→9巻がどうしてもみつからないので、図書館で借りてきた。2024.5.29) (→9巻やっと読了! 積んどいたのが正解だったかもしれない、手元にもう続きがあるありがたさ! 2024.6.30) 主人公が小5から中3までの4年間の成長、シリーズの刊行という意味では十年続いてきた物語の締めくくりは、祖父母の老いという現実、思いがけないおじさんの病気や伊織くんの留学などに立ちすくんでしまった詠子の大ピンチにあたって、これまでに出会ってきたいろいろな人たちとの再会があり、詠子がまた歩み始める、これまでの成長の軌跡をふりかえるカーテンコールのような長編の第1章「虹声宅配便」、それにその後の詠子の決断の日々を描いた中編の第2章「大好きの倍数」、そして後日談のような短い第3章「ドクハク」と第4章「おばあちゃんのお仕事」でみごとに閉じた。なつかしい名前がたくさんでてきて、第1巻からあらためて読み返したくなる。 詠子の選んだ道…現実にはない仕事「言葉屋」の物語としてうまく完結したなと思えたし、恋心の結末も好みのものだった。 いつもいっしょうけんめい考えに考えて、ていねいに選んだ言葉を相手にきちんととどけようとする詠子のまじめさと誠実さが物語を動かしてきて、最後はめぐりめぐった周りの人の支えで詠子が救われてよかった。おばあちゃん子、おじさん子の詠子だったけれど、最後にお母さんの気持ちが聞けて、それが後悔ではなかったのもよかった。 詠子は物心ともにものすごく恵まれていて幸せな子で、現実にはこうはいかずに傷ついたり苦しんだりしている子どもがたくさんいるのだろうけれど、読んだ人一人ひとりが、自分の中の詠子や詠子の周りの人たちをみつけて、それをちょっと大事にしながら、周囲の人と接してみられるといいのではないかな。主人公と同じ年頃の子どもにぜひ出会ってほしいけれど、かつて子どもだっただれにとっても、そして言葉の使いかたに悩まないことはない私たちみんなにとって、読んでなにかしら得るもののあるシリーズだと思う。

Posted byブクログ