大阪偕星学園キムチ部 の商品レビュー
一気読み。出来過ぎた話すぎるぐらいいい話。自分で考えるようになるよう誘導するのは私の日常の仕事と同じ。
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青春といえば、部活動! この本は、大阪偕星学園のキムチ部の発足から活動と成長の記録が書かれています。 高校の食品関係の成果を書いた本としては、 『さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち』という本があって、福井県立若狭高校の生徒と先生が、旧・小浜水産高...
青春といえば、部活動! この本は、大阪偕星学園のキムチ部の発足から活動と成長の記録が書かれています。 高校の食品関係の成果を書いた本としては、 『さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち』という本があって、福井県立若狭高校の生徒と先生が、旧・小浜水産高校から継続して困難を乗り越え、JAXAの正式認証を勝ち得て、宇宙食としてのさば缶を開発した熱いお話があります。 でも、この大阪偕星学園のキムチ部の本は、学科ではなく、学校から承認を得ている純粋に部活動としてのお話です。 全国で唯一の存在であるキムチ部は、同学園の起死回生の切り札として2022年4月に発足しました。 そして、創部1年で「漬物グランプリ2023 学生部門」で、グランプリを獲得するのでした。 この大会には、オリジナルのキムチを出品することになっており、その開発には、顧問の先生・学園の専務理事をはじめとする、学校を挙げての支援体制がありました。 生徒たちは、「自分の頭で考えること」と「自分の考えには価値があるのだと知ること」を指針に、数々の課題をクリアしていきます。 コミュニケーション、試行錯誤、スーパー店頭での実演販売。 キムチを通して、成長する生徒たちが証明したのは、「人は変われる」「無限の可能性がある」ということでした。 それが、グランプリという形に結びついたのです。 青春のすべてをキムチに賭けるキムチ部員たちの記録。 元気が湧いてくる一冊です! 手にする機会がありましたら、ぜひ、ご賞味ください。
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『キムチ部』という題名が気になって読んでみた。テレビで紹介されていた事は知らなかったけど読んで納得、一つの学校の珍しい部活は取り上げられやすいし、成功まで付いてきたらそれは立派なエンタメになる。キムチ部メンバーの頑張りも伝わるし、これからにも期待する。
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大阪偕星学園高等学校、前代未聞のキムチ部を創部し漬物グランプリでグランプリを獲得、×(かける)キムチは商品化もされる。 高校の理事、顧問や部長、部員など、部活動を通じて成長していく姿を描いた感動作。
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