チョコレートの王さま の商品レビュー

宮坂宏美(訳者),マイケル・レーベンサール(文),ラウラ・カタラン(絵)

2024/09/17

○チョコレートの香りが漂ってきそうなスペイン家族のチョコレートの歴史物語絵本
　史実を元にしている

おじいちゃんはね、スペインで「チョコレートの王さま」って、呼ばれていたんだ
でも、スペインを出て行かなくてはならなくなって、家族でカカオ豆を持てるだけ持ってフランスに渡ったんだ
ホットチョコレートを知らない町で、最初は苦労した
だがある日、チョコレートをかぶった僕を見て，フランスの王さまが味見したいといったんだ
そして…

・チョコレートの歴史
・チョコレートができるまで

2024/05/17

絵はきれいで魅力的です。アステカでカカオ豆を収奪された人たちのことに全く触れられておらず、あまりにも帝国主義的な視点で引きました。かつてスペインでユダヤ教徒として迫害された人たちがフランスに移住して…という歴史があったことは勉強になりました、が視点の偏りが気になります。