3か月でマスターする 世界史(2024 5) の商品レビュー
「3カ月でマスターする世界史5月号」岡本隆司・古松崇志・宮紀子著、NHK出版、2024.05.01 79p ¥1,320 C9422 (2024.06.10読了)(2024.05.21購入)(2024.05.05/2刷) 大航海時代が来るまでは、世界はアジアを主役として動いてい...
「3カ月でマスターする世界史5月号」岡本隆司・古松崇志・宮紀子著、NHK出版、2024.05.01 79p ¥1,320 C9422 (2024.06.10読了)(2024.05.21購入)(2024.05.05/2刷) 大航海時代が来るまでは、世界はアジアを主役として動いていた、というところですかね。 【目次】 はじめに 第5回 多極の共存 遊牧国家と中華王朝 第6回 モンゴル拡大 東西の統一 第7回 モンゴル時代 空前の東西交流 第8回 帝国の解体 ティムールとルネサンスへ ●貨幣経済(19頁) 唐代に「開元通宝」がつくられたけど、まだ物々交換が中心で、貨幣は流通していません。総代になると、税金の徴収が貨幣で行われるようになり、貨幣が流通するようになります。 ●紙幣の流通(54頁) クビライの偉業の一つに、紙幣を大元ウルス治下で流通させたことがあげられます。 ●文永の役、弘安の役の勢力(58頁) 文永の役の元軍の兵士の数は、約2万6千人、船の数は、約900隻 弘安の役の元軍の兵士の数は、約14万人、船の数は、約4千4百隻 ●ムガルとは「モンゴル」(70頁) インドのムガル朝。ムガルとは「モンゴル」という言味です。 ☆関連図書(既読) 「3カ月でマスターする世界史4月号」岡本隆司著、NHK出版、2024.04.01 「文明の生態史観」梅棹忠夫著、中公文庫、1974.09.10 「ジンギスカン」小林高四郎著、岩波新書、1960.02.17 「蒼き狼」井上靖著、新潮文庫、1954.06. 「敦煌」井上靖著、新潮文庫、1965.06.30 「マルコ・ポーロ」岩村忍著、岩波新書、1951.06.15 「世界の歴史(5) 西域とイスラム」岩村忍著、中公文庫、1975.01.10 「古代文明の謎と発見(4) 文化の交流」岩村忍編、毎日新聞社、1978.06.15 「アフガニスタン紀行」岩村忍著、朝日文庫、1992.12.01 「東方見聞録」マルコ・ポーロ述・青木富太郎訳、現代教養文庫、1969.04.30 「小説 マルコポー口」陳舜臣著、文春文庫、1983.04.25 「蒙古襲来(上)」山田智彦著、角川文庫、1991.06.10 「蒙古襲来(上)」網野善彦著、小学館ライブラリー、1992.06.20 「蒙古来たる(上)」海音寺潮五郎著、文春文庫、2000.09.01 「時宗 巻の壱 乱星」高橋克彦著、日本放送出版協会、2000.11.20 「「蒙古襲来絵詞」を読む」大倉隆二著、海鳥社、2007.01.15 「青嵐の譜」天野純希著、集英社、2009.08.10 (アマゾンより) 東西ユーラシアを統合するモンゴル帝国が動き出す 4月から始まった、3か月であこがれの教養やスキルをマスターする新シリーズ。第1段は『3か月でマスターする世界史』。5月号のテーマは「モンゴルが変えた世界」。 モンゴル前夜の遊牧国家が群雄割拠する時代から、東西ユーラシアを統合したモンゴル帝国の興亡、モンゴル帝国なき後、繁栄の場が陸から海洋に移り、大航海時代が到来するまでを紹介。 広大なアジアでは、遊牧、農耕、商業の三要素が交錯しながら、さまざまな勢力が分裂と統合を繰り返し、歴史を動かしてきた。 アジアに軸足をおいた新たな視点で世界史を知ることで、今世界で起きていることの深層が見えてくる。 過去、挫折した人でも、あこがれの世界史の知識や教養が自分のものに!
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続きで5月号も読んでみた。 この号はモンゴルによるユーラシア統一が中心になる。 元寇は通商目的?あの大軍は移民目的? モンゴルが寒冷化によって瓦解した後、モンゴル系のティムール、ムガール。そしてオスマンが中央・西アジアを占領したところは面白かった。なんにせよモンゴルのユーラシア統...
続きで5月号も読んでみた。 この号はモンゴルによるユーラシア統一が中心になる。 元寇は通商目的?あの大軍は移民目的? モンゴルが寒冷化によって瓦解した後、モンゴル系のティムール、ムガール。そしてオスマンが中央・西アジアを占領したところは面白かった。なんにせよモンゴルのユーラシア統一は世界的に文明・文化の流れを活発にした功績は大きいと感じた。
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