それはわたしが外国人だから? の商品レビュー
レクトの立ち読みで惹かれて購入 移民難民について、入管なんて存在も初めて知ったし、日本ってこんなに冷たい国だと思わなかった。外から何が起こってるか分からないのもおかしいし、人として扱ってないところも最低。なんで2つの役割を入管が担うの?変えられないの? 何か私にもできることないか...
レクトの立ち読みで惹かれて購入 移民難民について、入管なんて存在も初めて知ったし、日本ってこんなに冷たい国だと思わなかった。外から何が起こってるか分からないのもおかしいし、人として扱ってないところも最低。なんで2つの役割を入管が担うの?変えられないの? 何か私にもできることないかな。
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タイトルの通り、日本の入管で起こっていることを取材をもとに平易な文章で書かれている。 少し前までは入管のことは気にも留めてなかったが中島京子さんの小説『やさしい猫』を読んで興味を持った。フィクションではあったが入管について自分が無知すぎて驚いたので、もっと実情を知りたいと思った...
タイトルの通り、日本の入管で起こっていることを取材をもとに平易な文章で書かれている。 少し前までは入管のことは気にも留めてなかったが中島京子さんの小説『やさしい猫』を読んで興味を持った。フィクションではあったが入管について自分が無知すぎて驚いたので、もっと実情を知りたいと思ったのが本書を読んだきっかけ。 読んでみて酷い実情に辛くなった。 自分はこの問題に対してなにもできないけど問題意識を持ち、現状を知ることが大事だと感じた。 金井真紀さんの絵が和ませてくれて子どもにも分かりやすい文章が良い。
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日本で暮らす外国人のおかれた状況、日本の入管で起こっていることが、子ども向けにやさしく、わかりやすく書かれています。 日本で困難に直面した、4人のケースから、在日外国人のおかれた状況と入管の問題点が描きだされています。 ガーナからやって来た両親のもと、日本で生まれたリアナさん...
日本で暮らす外国人のおかれた状況、日本の入管で起こっていることが、子ども向けにやさしく、わかりやすく書かれています。 日本で困難に直面した、4人のケースから、在日外国人のおかれた状況と入管の問題点が描きだされています。 ガーナからやって来た両親のもと、日本で生まれたリアナさん。 英語教師になる夢を抱き、スリランカからやってきたウィシュマさん。 命の危険から逃れて、トルコからやってきたクルド人 アハメットさん。 朝鮮半島からやって来た両親のもと、日本で生まれた在日コリアンの石日分(そくいるぶん)さん。 それぞれの歩んできた物語を読んでいると、息が詰まり、苦しくなります。これが、私たち日本人、日本という国、入管がしていることなのかと。 ウィシュマさんの死の究明も責任もまだ明らかにならぬまま、入管法が改悪されてしまう、というこの現実にうちひしがれます。 その他、 入管や入管法に関するQ&Aと、金井真紀さんによる「移民・難民フェス」についても掲載されています。 この本の魅力の一つは、表現が直截で、鋭い、ということ。 子ども向けに、やさしく、と言うことは、言い換えればそうなるのだと思います。 たとえば、入管の「収容」は「入管の施設にとじこめること」。「送還」は、「国籍のある国に帰すこと」。 命の危険があろうが、日本で生まれていてもおかまいなし。そうした問題点がストレートに伝わってきます。 もう一つ魅力は、金井真紀さんのイラスト。あたたかいまなざしで描かれたイラストは、親しみや希望を与えてくれます。 子どもにはもちろんですが、入管、入管法は何が問題なのか。考えたこともないような大人にはぜひ読んでもらいたい一冊です。
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#それはわたしが外国人だから #安田菜津紀 #金井真紀 #ヘウレーカ 日本で暮らす外国にルーツのある方について、私たちはもっと関心を持たなければ。見ようとしなければ見えないこと。聞こうとしなければ聞けない声。誰もが人間らしく幸せに暮らせる社会にしたい。
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誰もが安心して生活できる社会をつくる一員でありたい。 どうして日本は、こんなに外国にルーツのある人に冷たいのだろう。どうして、難民申請がこんなに厳しいのだろう。どうして一度廃案になった入管改正法がこんなに簡単に通ってしまうのだろう。どうして、入管の職員は、こんなに非人道的な言動...
誰もが安心して生活できる社会をつくる一員でありたい。 どうして日本は、こんなに外国にルーツのある人に冷たいのだろう。どうして、難民申請がこんなに厳しいのだろう。どうして一度廃案になった入管改正法がこんなに簡単に通ってしまうのだろう。どうして、入管の職員は、こんなに非人道的な言動、行動がとれてしまうのだろう。わからないことばかりだ。 どこで生まれようと、日本で一緒に生きていくからには、誰もが安心してよりよく生きていける場所であってほしい。そういう場所をつくる一人でありたい。 困っている人を支えられない社会は、誰にとっても生きにくい社会のはずなのに。どうして、こんな簡単なことに気づけないのかなと思う。 どう「意識高いね」ではなく、一緒に考えられるかが課題。 安田さんのメッセージに共感し、ヘイト本などを置かないなど意思のある本屋さんで購入しました。その本屋さんの居心地がとても良くて、もう少しご近所にあってほしいなと思う。また行こう。
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事実に基づいて書かれているから、説得力がある。 今、これほど多様性にあふれた社会になっているのに、それを見ようとしてこなかった「日本生まれの日本育ちの私たち」の必読書。 子ども、日本語の理解に自信のない人など、すべての人にとってとてもわかりやすい文章で構成されています。
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