教養としての和食 の商品レビュー
「和食」は、「日本人の伝統的な食文化」で、ユネスコ無形文化遺産に登録されたのは、料理としての和食ではなく、和食を育んで来た日本の食文化です。明確な定義はありません。和食は常に変化しているからです。 自然の恵みに感謝しながら、海外の食文化も取り入れて変化した和食の歴史を知ると、和食...
「和食」は、「日本人の伝統的な食文化」で、ユネスコ無形文化遺産に登録されたのは、料理としての和食ではなく、和食を育んで来た日本の食文化です。明確な定義はありません。和食は常に変化しているからです。 自然の恵みに感謝しながら、海外の食文化も取り入れて変化した和食の歴史を知ると、和食ヘの魅力を感じ、誇りを持てるのではないと思います。 と、「はじめに」で書かれていました。これを読んで、直ぐに買いました。 読み終わり、「和食ヘの魅力を感じ、誇りに思える」と思いました。 和食の向こうには自然があり、四季があり、日本文化が浮かび上がって来ます。そう感じさせてくれる本でした。
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和食の歴史、食材と調味料、都道府県別郷土料理、季節の食材とメニューについて書かれている。最初のQ&Aのとこだけでも勉強になる。 ハレの日と日常食の違いとか水をふんだんに使うとか、椀を手に持ち箸で食べる文化が日本独特とか。 縄文時代から、稲作が伝来して、奈良時代に肉食禁止令...
和食の歴史、食材と調味料、都道府県別郷土料理、季節の食材とメニューについて書かれている。最初のQ&Aのとこだけでも勉強になる。 ハレの日と日常食の違いとか水をふんだんに使うとか、椀を手に持ち箸で食べる文化が日本独特とか。 縄文時代から、稲作が伝来して、奈良時代に肉食禁止令が出て、鎌倉時代に精進料理が普及して、武家社会の本膳料理や茶の湯の懐石とか南蛮の食事の伝来、多彩な料理書や外食産業が発展した江戸時代、文明開花や給食、そして現代と。
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無形文化遺産:自然の尊重 原始~古代:自然環境に大陸文化を融合→独自の食文化形成 中世:中国文化の模倣→食そのものへの見直し→日本料理の基礎形成 江戸:現在に受け継がれる和食文化・伝統料理と調理法 明治・大正・昭和:和洋折衷・生活スタイルの変化・家庭料理という価値観 戦後~現在:...
無形文化遺産:自然の尊重 原始~古代:自然環境に大陸文化を融合→独自の食文化形成 中世:中国文化の模倣→食そのものへの見直し→日本料理の基礎形成 江戸:現在に受け継がれる和食文化・伝統料理と調理法 明治・大正・昭和:和洋折衷・生活スタイルの変化・家庭料理という価値観 戦後~現在:世界に注目される和食文化 現代の郷土料理 季節の食材と行事食 通過儀礼と食
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