知的文章術 の商品レビュー
他の本で同じことを言ってた気がするな。と思うけど、やっぱし文章を書き続けるということはスゴイことで、書く喜びが表現されている気がする。
Posted by
さすが、だ。 『思考の整理学』は学生時代に読んだが、近年も1,2冊読んでいる。ブレがない。 特に、本書は文章の書き方指南。故に、その書が、読みにくい、理解しにくいでは目も当てられないが、本書は、間違いなく読みやすい。 「文章に上達するには、心を練る必要がある」 と記...
さすが、だ。 『思考の整理学』は学生時代に読んだが、近年も1,2冊読んでいる。ブレがない。 特に、本書は文章の書き方指南。故に、その書が、読みにくい、理解しにくいでは目も当てられないが、本書は、間違いなく読みやすい。 「文章に上達するには、心を練る必要がある」 と記すように、大仰でなく、飾らず、心からの直截なアドバイスが並ぶ。 文章は料理である、と喩えたあたりも、分かりやすい。まずは食べてもらわないといけない。 そこに石などの異物混入はもってのほか。要は、誤字、脱字の類だ。 栄養がないと食事とは言えない。つまり、内容が伴なっていないといけない。 そして、箸が進むように、次が気になって、どんどん読み進むようでなければと説く。 文章を読む、暗唱する機会が減ったという。 それゆえに、文字面だけの文章が増えているともいう。声に出して読みやすい、身に染むような文章が、古来、美しい文章といわれてきたようだが、これは、今後、どのように変わっていくのだろう。 近ごろ、読書は、目で文字を追わず、音で聴く読み聞かせのサービスも人気だという。となると、文章を作る側も、目で追う文章ではなく、読んで聞いて心地よい文章を編み出すようになっていくのかもしれない。 2020年に鬼籍に入られた著者の想像の及ばない未来が、今後、待っている気もするが、それでも、正しく美しい文章は不変でいられるだろうか。
Posted by
書く言葉はより知的思考力が必要 「話す言葉より書く言葉の方が考えることにおいて重要だ」と言う著者の言葉は印象深い。やたらめったら横文字をカタカナで表現するのは余りにも相手にとって酷だ。現代小池都知事など代表例だが若者も含めて都民の多くがあの横文字の意味を理解しているとは思わない。...
書く言葉はより知的思考力が必要 「話す言葉より書く言葉の方が考えることにおいて重要だ」と言う著者の言葉は印象深い。やたらめったら横文字をカタカナで表現するのは余りにも相手にとって酷だ。現代小池都知事など代表例だが若者も含めて都民の多くがあの横文字の意味を理解しているとは思わない。節度ある分かりやすい言葉を利用することは文章構成にも大切で、それが知的文章になる、と感じた。文中で「た」「だ」「る」で終わる文章をなるべく避ける、はなかなか難しい。
Posted by
文章を書きたいと思って読んでみました。物書きで食べてきた著者の文章に関するコラム集みたいな感じです。 論理的に文章の組み立て方を説明するというよりは執筆するときの心構えと最低限の書き方のルール、あとは筆者的文章上達術という感じ。 文章を書きたいけれど何を書ていいかわからない...
文章を書きたいと思って読んでみました。物書きで食べてきた著者の文章に関するコラム集みたいな感じです。 論理的に文章の組み立て方を説明するというよりは執筆するときの心構えと最低限の書き方のルール、あとは筆者的文章上達術という感じ。 文章を書きたいけれど何を書ていいかわからない人よりすでに文章を書いている人がマンネリ脱却のために読む感じの本なのではないでしょうか。
Posted by
相手合っての文章≒料理 おもしろさ:読まずにはいられない・放ってはおかれない 1時間・準備不要、20分・2時間、5分・1日1晩の準備 読まないでは書くことはできず 何度も繰り返し読まれた文章→その人にとっての名文 ユーモア=そっと心をそそる味わい 巧速ー流れにのせられ独特な快感 ...
相手合っての文章≒料理 おもしろさ:読まずにはいられない・放ってはおかれない 1時間・準備不要、20分・2時間、5分・1日1晩の準備 読まないでは書くことはできず 何度も繰り返し読まれた文章→その人にとっての名文 ユーモア=そっと心をそそる味わい 巧速ー流れにのせられ独特な快感 放胆文=骨格・のびのび・勢いのある文章 一口に言えること 熟したテーマは向こうからやってくる 手紙←手紙の心 人間は考える葦・考えるのはことば
Posted by
- 1