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スラムに水は流れない の商品レビュー

3.9

37件のお客様レビュー

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2026/02/04

インドのムンバイのスラムの話。 水がない。 人口の40%が住むスラムに水は5%しか供給されない。 蛇口をひねれば水も湯も出てくるところに住んでては、わからないこと。 女の子は学校に通えなくて働く、結婚する。 でも、ミンニのように希望を捨てずにいれば、支えてくれる人や見守ってくれる...

インドのムンバイのスラムの話。 水がない。 人口の40%が住むスラムに水は5%しか供給されない。 蛇口をひねれば水も湯も出てくるところに住んでては、わからないこと。 女の子は学校に通えなくて働く、結婚する。 でも、ミンニのように希望を捨てずにいれば、支えてくれる人や見守ってくれる人はたくさんいる。

Posted byブクログ

2026/01/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

インドのボンベイは大都市ゆえスラムがある。カーストの下層に位置する人々が多く住んでいる。 ミンニは12歳(7年生)、私立の学校に通えているが、兄は10年生で卒業し、働き始めた。その上の学校にやるお金がなかったから。両親は懸命に働き、勉強のできるミンニをパソコン教室に送り込むことに成功。 ある日、サンジャイの友だちの1人アミットが おじさんの車に乗せてくれる事になり、ミンニとその友人のファイザも同乗する。 そこで、アミットとサンジャイは闇取引を目撃してしまう。水マフィアから逃れるために田舎へ避難する2人。いつ戻れるかはわからない。 さらに、母が病気になってしまい、実家で療養する事に。 父と2人で家のことをやらなくてはいけないミンニ、さらには母がしていた女中の仕事もやる事になり、進級試験の準備もそこそこに働く。疲れすぎて勉強がはかどらず、挫けそうなミンニを近所の人や友だちや先生が支えてくれる。当たり前と思っていたことが全然そうではなかったと気がつく。YAの話はこういうところが良い。 正直に、地に足をつけて働くミンニの両親の姿が素晴らしい。 個人的には何を言われても言い返すな、という母のアドバイスが辛いけど一番役にたつな、と感じた。

Posted byブクログ

2026/01/22

ムンバイのスラムで暮らす、12歳の少女ミンニ。 兄が水マフィアを目撃し、遠くに逃げたことを皮切りに、お母さんも病気になり、家族がバラバラになる。ミンニは学校に通いながら水汲み、水沸かし、家政婦をしなくてはならなくなり… ミンニがこのことをきっかけに母の苦労を理解していく様子がよく...

ムンバイのスラムで暮らす、12歳の少女ミンニ。 兄が水マフィアを目撃し、遠くに逃げたことを皮切りに、お母さんも病気になり、家族がバラバラになる。ミンニは学校に通いながら水汲み、水沸かし、家政婦をしなくてはならなくなり… ミンニがこのことをきっかけに母の苦労を理解していく様子がよく描かれている。 スラムで暮らす人口は4割なのに、水は5%しか流れてこないインドの過酷な現実に愕然とした。 水に恵まれている日本の子どもたちに読んでほしい。

Posted byブクログ

2026/01/20

わかりやすくて読みやすくてよかった 社会派なのにそこまで説教くさくないのに、ぐっと突きつけられてる感じあってバランスよかった

Posted byブクログ

2026/01/20

ずっと読みたかったこの本は「令和7年課題図書 中学校の部」に選ばれた。 ムンバイのスラム街で暮らす人々にとって「水は命を繋ぐ大切なもの」 共同水道には朝から水を求めて長い列ができ、頻繁に諍いが起こる。 主人公のミンニは12歳で私立学校の7年生。 チャイの店を営む父と料理上手な母...

ずっと読みたかったこの本は「令和7年課題図書 中学校の部」に選ばれた。 ムンバイのスラム街で暮らす人々にとって「水は命を繋ぐ大切なもの」 共同水道には朝から水を求めて長い列ができ、頻繁に諍いが起こる。 主人公のミンニは12歳で私立学校の7年生。 チャイの店を営む父と料理上手な母、大好きな兄のサンジャイと暮らしているが、最近母の具合が良くなくて…。 水マフィアに狙われる兄、療養のため田舎に行く母と別れ別れになり、ミンニはどんなに心細かったことだろう。 水汲みも家事も一人でやらなければならない。 母の代わりに家政婦としてロティを作るが「 下層カーストのやつらがどんなところに住んでいるか、スラムにどんなばい菌がはびこってるか、知っているのかい?あの子は結核かもしれない」と 、おばあさんがピンキーに言うのを聞いてしまったミンニ。 心が折れそうな彼女の周りに、親友のファイザやシャンティ、シャー先生やナンおばさんたちがいて本当に良かった。 「ここにはわたしを大切にしてくれる人たちがいる」と思えたから、ミンニは顔を上げ前を向くことができたのだと思う。 富裕層の家ではきれいな水が蛇口から制限なく流れる。ミンニがまるで魔法のようだと驚くシーンが印象的だった。 母さんが食事を作り待っていてくれることは当たり前でなく、たくさんの人が毎日大変な思いをして働いていることにも気づく。もらえるお金がとても少ないのは教育を受けていないから! 自分に誇りを持てるよう学び、何ができるか考えるミンニに、いつか新しいドアが開かれると信じたい。 今のインドについて補足説明があれば、より理解し易かったと思う。       ☆4.5

Posted byブクログ

2025/10/26

児童向けにわかりやすくインドの現実が描かれていた。 とにかく大変、家事、労働、学校。 周りの助けを借りながら、自分の道を進むめげない主人公が良かった。

Posted byブクログ

2025/10/18

ライフラインさえ整わない過酷な環境で生きる少女の、成長物語でほっとしました。平気で水を出しっぱなしにする人達をみてイライラしてしまう日々。当たり前の素晴らしさに気付かせてくれ、また、そのような環境下でも、成長して未来に向かう道を作ってくれる人がいることに希望をもちました。

Posted byブクログ

2025/09/15

蛇口をひねれば安全な水が飲める 今の環境を守り 次世代にも繋げていかないとな と思った。先代が繋いでくれた この地にある宝物だもの。 この地の民が守っていかないと。 以上はこの本を読んで真っ先に思ったこと。 インドの今、リアルがわかる本。 水マフィアははじめてきいた。 きれいな...

蛇口をひねれば安全な水が飲める 今の環境を守り 次世代にも繋げていかないとな と思った。先代が繋いでくれた この地にある宝物だもの。 この地の民が守っていかないと。 以上はこの本を読んで真っ先に思ったこと。 インドの今、リアルがわかる本。 水マフィアははじめてきいた。 きれいな水が大金になり殺人事件も呼ぶ。 スラムに生きる12歳の主人公ミンニ。 彼女は病気になった母の代わりに 働きに出る。お母さんのために働く そのひたむきさは心洗われる。 ミンニを助けようとする 家族愛、隣人愛のあたたかさに 私の心も救われる。水マフィアは 逮捕される勧善懲悪的な展開は スカッとする。学び深く面白い。 そしてあたたかい本。最後に ロヒニのロティが 食べてみたくなった。

Posted byブクログ

2025/09/14

インド最大都市“ムンバイ”。 金融と商業の都市。  そのスラムには、ムンバイの人口の40%が住んでいる。なのに、水は市全体の5%しか供給されていない。 そのスラムに住むミンニは お母さんが倒れてから 朝一番の仕事は共同蛇口に水を汲みにいくこと。家に水道はない。列に並んでバケツに...

インド最大都市“ムンバイ”。 金融と商業の都市。  そのスラムには、ムンバイの人口の40%が住んでいる。なのに、水は市全体の5%しか供給されていない。 そのスラムに住むミンニは お母さんが倒れてから 朝一番の仕事は共同蛇口に水を汲みにいくこと。家に水道はない。列に並んでバケツに水をくみ、帰ってからは 汚染されているかも知れない水を一度沸騰させる。それから学校へ。お母さんの代わりとしてお金持ちの家の家政婦にも行かなければならない。毎日クタクタだ。 周りの友達、先生、おばさんたちに助けられながら 何とか何とか乗り越えていく。 「スラムに水は流れない」の題名どおり 水問題は深刻なようだ。きれいで安全な水が蛇口をひねれば いつ、どこでも出てくるのが当たり前の日本にいると ついそんな世界があることに気がつかない。 こんな日本に住んでいることに 感謝しながら 世界の水問題が少しでも解決しますように。

Posted byブクログ

2025/09/05

中学校の課題図書。 ムンバイはインド最大の都市で、世界最大のスラム街もある。近接しているから使用人として働きに行ったり、見たくなくても見えてしまう接点があることがこの本から伝わってくる。 そしてスラム街の親子というと働けなくなりうずくまっているイメージがあるが、その強烈な印象が全...

中学校の課題図書。 ムンバイはインド最大の都市で、世界最大のスラム街もある。近接しているから使用人として働きに行ったり、見たくなくても見えてしまう接点があることがこの本から伝わってくる。 そしてスラム街の親子というと働けなくなりうずくまっているイメージがあるが、その強烈な印象が全てではないようで。 この親子は水の衛生に苦労しながらも仕事をして、近所に豊かなコミュニティがある。 『JK、インドで常識ぶっ壊される』は日本人高校生から見たインド。この本を合わせて読むと、更に立体的に感じられた。

Posted byブクログ