スナックこども の商品レビュー

令丈ヒロ子(著者),まつながもえ(絵)

2024/08/29

こどもなら一度は行ってみたいと思わせるスナック。私も行って見たかったなあ。孫に読み聞かせをするとき、大人の私が「大人ってズルい」と読むのがちょっと気が引けましたが大好きな本です

2024/08/17

ふふふっ
子どももストレス発散したい時はもちろんあるよね。
それがこの「スナックこども」
この昭和感がたまらない！
でも、子どもたちの愚痴を聞いていると肩身が狭くなるのは私だけではないだろう（笑）
令丈ヒロ子さんの文に「絵」が盛り上げてくれてる！

2024/07/31

1.2年。寝る前ゆのんは自分の気持ちを聞かずに怒るお母さんにモヤモヤし始め、布団の中のスナックこどもに行って鬱憤晴らし。
大人に言いたいことを代弁してくれるお話だけど、自分の心のモヤモヤはスッキリするかな？

2024/05/04

お母さんとケンカしてムカムカイライラしている子どもたちが、
ベッドの下の通路から集まって夜な夜な飲んだり食べたり歌ったりして過ごす「スナックこども」。
お客さんも働く人（ママとマスター）も子どもとのこと。

大人の理不尽さを、ビシビシツッコみ、グチりあう子どもたち。「大人なんだから、約束はまもって！」という子どもの声にヒヤッとする大人も多いのでは。

これだけ盛大に文句言って、どうオトすのかなと思ったら
子どもたちは散々グチって歌ったことで、スッキリしておうちに帰ってぐっすり眠るんですね。
翌朝、「昨日はごめんね」ってお母さんが謝ってきたのを
「いいよ！」と笑ってゆるす余裕まで！

これは、子どもたちの大人への不満を代わりにぶちまけながら、
みんなもやったように、大人もこういうルーティンを経て、
日々のイライラやモヤモヤをやりくりしてるんだな、という共感と、
みんなも嫌なことあったらそればっかり考えずにパーッと気晴らししようという
提案なんでしょうか笑

令丈さん流の、子どものレジリエンスという感じ？