鬼怒楯岩大吊橋ツキヌの汲めども尽きぬ随筆という題名の小説 の商品レビュー
ただただ手ぐせだけで書き進められている。 内容なんてどうでもよく、西尾維新という名前で押し進められた、物語としては極端に薄い作品。 自分がこういう作品を書いたら総スカンを喰うだろうし、実際、このタイプの短い作品を書いたことのある人は多いと思う。 おそらく小説好きにはウケないが、個...
ただただ手ぐせだけで書き進められている。 内容なんてどうでもよく、西尾維新という名前で押し進められた、物語としては極端に薄い作品。 自分がこういう作品を書いたら総スカンを喰うだろうし、実際、このタイプの短い作品を書いたことのある人は多いと思う。 おそらく小説好きにはウケないが、個人的には、こういう説明の多い作品が成熟された先に、マンガや映画では表現できない小説としての面白さの棲み分けがあるような気がしている。
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西尾維新好きな人しかおもしろくないだろうなあと思います。 いつもの言葉遊びで安心しました。 はじめは鬼怒楯岩大吊橋ツキヌという人がどういう人間か考えながら読み、中盤からこれは何の話だったかと考え始め、何かわからないがそういうものだと思って読もうと思えば、最後はクスリとする感じ。 ...
西尾維新好きな人しかおもしろくないだろうなあと思います。 いつもの言葉遊びで安心しました。 はじめは鬼怒楯岩大吊橋ツキヌという人がどういう人間か考えながら読み、中盤からこれは何の話だったかと考え始め、何かわからないがそういうものだと思って読もうと思えば、最後はクスリとする感じ。 猫が好きでも嫌いでもない人とは、わりと会ったことがあります。そもそもそういう人は動物全般、興味ないですよね。 ちなみに私は猫派です。
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純文学のイメージ 事件が起こらない。 主人公の心情がメイン。 眠くなる。 これは純文学だ!!! 西尾維新の言葉遊び満載の一冊。 現代の風刺的な感じがちらほらで、山場はないけど楽しめた。
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面白かった!こんなの読んだことがない。 何せ前に進まない。すべてにおいてくどくどと考えてしまう主人公の脳みそをそのまま文にしたような感じ。今思い出してもクスッと笑ってしまうくらい、面白い本だった。
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ヒグチユウコさんの絵が大好きで装丁で選びました。 言葉の迷路のような、長い日記のような、独特な文章です。 読後感がすっきりするというより、尾を引いて読み終わった後も彷徨い続けているような感覚になります。
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まるで一人芝居の舞台のようだった。 1語るのに10語り、そこにまた言い訳やらジョークやら別の視点に移動していく。 言葉尻やら差別やらに辟易するSNSのイマドキが盛り込まれながら一体全体なんの話よ…とはならず最後まで『面構えのない猫』の話で小さなオチに落ち着いた。で、何だったんだろ...
まるで一人芝居の舞台のようだった。 1語るのに10語り、そこにまた言い訳やらジョークやら別の視点に移動していく。 言葉尻やら差別やらに辟易するSNSのイマドキが盛り込まれながら一体全体なんの話よ…とはならず最後まで『面構えのない猫』の話で小さなオチに落ち着いた。で、何だったんだろうとフフっと笑って読了。嫌いじゃない笑
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西尾維新が純文学を書いた、ということで、どんな話になるんだろう…と気になって読んでみましたが、全然いつもの西尾維新だなという感想。 西尾維新作品で特徴的な言葉遊びを全編やっていいるだけ…というか。 エンタメ作家が純文学に挑戦して、こういうのが純文学でしょ!!って出てきたものって結...
西尾維新が純文学を書いた、ということで、どんな話になるんだろう…と気になって読んでみましたが、全然いつもの西尾維新だなという感想。 西尾維新作品で特徴的な言葉遊びを全編やっていいるだけ…というか。 エンタメ作家が純文学に挑戦して、こういうのが純文学でしょ!!って出てきたものって結局、全然純文学じゃない…というありがちパターン。 純文学って、なんか回りくどい文章で描かれるオチのない話というイメージなんだろうなぁ。
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随筆はそんなに読まないが、西尾維新ということで読了 読むのは難しいけど面白かった、朗読劇とかで早口で喋っててほしい 私の頭の中みたいで笑えた 句読点が少なく、一息で言い切っているんだろうなという印象
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たんたんとしてて読むのがすごくきつかった…! 随筆?は苦手かもしれない。 文章は西尾さんらしいなっていうのはすごく伝わった。
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最初の数ページを読んで『この本ってずっとこれに付き合うのかな?』と思ったら、最後まで付き合わされた笑 脳外科医が帰り道で拾った、脳がなくても生きている猫を飼育することにした。そのペットシッターを引き受けた。 という起きていること自体は面白いのだが、この本に物語を求めてはいけな...
最初の数ページを読んで『この本ってずっとこれに付き合うのかな?』と思ったら、最後まで付き合わされた笑 脳外科医が帰り道で拾った、脳がなくても生きている猫を飼育することにした。そのペットシッターを引き受けた。 という起きていること自体は面白いのだが、この本に物語を求めてはいけない。何かを批判することを怖れるがゆえの言い訳とか逆ハリとか、ずっと戯言を聞かされる。
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