きよのお江戸料理日記(5) の商品レビュー
古今東西ジャンル問わず、この手の食べ物屋のが舞台のお話は”路頭に迷う貧しい小さな女の子をお店で雇う”と言うエピソードを絶対入れないとダメと言う不文律でもあるのか?
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このシリーズも5巻。居酒屋ぼったりに続く長編となってきた。侍たちの軽い大口が大きな事件?となってとても面白い(^^)おれんの売られた話も千川で働く事で解決するという、出来すぎた話にも笑えた。
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「千川酒合戦」 気付けば話は大きくなり。 詳細を決めないまま始まった話なのだから、勝手な噂が駆け巡る前に当日の段取りを考えるべきだったよな。 「引っ越してきた夫婦」 姑に何を言われても黙り。 命をかけた闘いが始まるというのに、その寸前まで身体を労る事もしない相手のことを誰が気に...
「千川酒合戦」 気付けば話は大きくなり。 詳細を決めないまま始まった話なのだから、勝手な噂が駆け巡る前に当日の段取りを考えるべきだったよな。 「引っ越してきた夫婦」 姑に何を言われても黙り。 命をかけた闘いが始まるというのに、その寸前まで身体を労る事もしない相手のことを誰が気にかけるのか。 「攫われっ子騒動」 逃げ出してきた先に居た。 どうにもならなくなった末の出来事だったとしても、連れられたままだったら一生気に病んで暮らしただろ。 「主の留守」 少しずつ変わりゆく倅は。 優秀な後ろ盾がいるからこそ気張れることは多いだろうが、身体は老いてゆくのだから引きどころなのかも。
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酒合戦と嫁姑問題と売られたのに逃げ出した「おれん」の話。あとはいつもの、上田家と千川家のあれこれ。 なんかこう、水戸黄門化して来た。パターン化も好きだけどね。現代物でも時代物でも人情話は変わらない。メニューは酒呑みのアテが多いので、ツマミ好きとしては嬉しいのだが。 「卵羊羹...
酒合戦と嫁姑問題と売られたのに逃げ出した「おれん」の話。あとはいつもの、上田家と千川家のあれこれ。 なんかこう、水戸黄門化して来た。パターン化も好きだけどね。現代物でも時代物でも人情話は変わらない。メニューは酒呑みのアテが多いので、ツマミ好きとしては嬉しいのだが。 「卵羊羹」というものを初めて知った。これはもしかして、キョンキョンの言う「甘い卵焼き好きでしょ?」ってヤツか?中井貴一に「ええ,まぁ」と言わせないと。(註『まだ恋は始まらない』というドラマのネタ。古すぎて、誰も分からないだろうなと思いつつ) 作者の勉強ぶりがわかる参考文献のリスト量。もちろん脚色されているし、中には文献の信用性を問いたい本もあるが、まるっきりの創作ではない真摯な姿勢が窺える。 次巻はどんな事件が起こることやら。少し楽しみ。
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江戸の料理屋「千川」で料理人として働くきよ。 一人前の料理人を目指して精進を重ねていたある日、 与力の上だと店の常連客とが盛り上がり、「千川」で 酒合戦(呑み比べ)をすることに。ところが、問題が 続出し…。
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