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鯖猫長屋 ふしぎ草紙(十一) の商品レビュー

3.6

14件のお客様レビュー

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2024/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ第11作。 根津権現にほど近い「鯖猫長屋」が舞台。 新興宗教がらみの詐欺事件……にみえたが、深謀遠慮を巡らせた拾楽たちへの復讐。 一般人ごっこを面白がっている甚右衛門がやけに強力な味方になっている一方で、拾楽は焼きが回ったのか、今回はあまりいいところがなく、読んでいていらいらする。

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2024/08/26

このシリーズは安心して読める。出てくる登場人物もそれぞれ親しみが持てて好きだ。人間より動物の方が個性的。

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2024/08/04

猫たちがますます普通から離れていっています。 かつてひとりで行動していた黒ひょっとこですが、大事に思う人が増えて、頼もしく思える仲間にも恵まれ「堅気のまま騒動を楽しむ」ことになりそうですね。

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2024/07/30

安定の面白さ。見えない掛井にどう見えてるかが笑った。もっと早く教えてあげれば良いのに。裏の顔を知ってる同士のわちゃわちゃ感も良い。

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2024/07/23

シリーズ第十一弾。 〈鯖猫長屋〉の住人でおはまの兄・貫八が拾楽に助けを求めてきます。 なんでも彼の恩人・お延が「飲むと肌が白くなる水」という怪しげな儲け話に嵌っているようで・・。 詐欺まがいの商法の件を探っていくうちに、「犬神様」なる怪しい信心との絡みを経て、実は過去に関わっ...

シリーズ第十一弾。 〈鯖猫長屋〉の住人でおはまの兄・貫八が拾楽に助けを求めてきます。 なんでも彼の恩人・お延が「飲むと肌が白くなる水」という怪しげな儲け話に嵌っているようで・・。 詐欺まがいの商法の件を探っていくうちに、「犬神様」なる怪しい信心との絡みを経て、実は過去に関わったとある悪党の親戚による復讐だった・・という背景が明らかになっていく展開です。 基本的に単独行動の拾楽(withサバ)ですが、今回は成田屋の旦那や“鯰の甚右衛門”こと永徳と協力しあって調査をすることに。 永徳に関しては、どこまで信用できるのかまだわからないですが、味方である限り心強いことは確かですし、何より三人の掛け合いが、もう楽しんでいるとしか思えないので、できればずっと“仲良し”でいてほしいですw。 さて、今回の敵は拾楽界隈の事情をリサーチした上で事を仕掛けてきていた、ということもあってなかなか厄介でしたね。 さらに”一匹狼グセ”の抜けない拾楽が勝手に行動した挙句、曼陀羅華を盛られて大ピンチになる場面もあり、ハラハラさせられました。 と、この巻の拾楽は何だか危なっかしい感じでしたが(途中、サバの言うていることがわからなくなる時もありましたし)、それだけに“仲間”のサポートが“グッジョブ!”という感じでした。 加えて、前巻で登場した拝み屋の佑斎とパートナー犬の“天”も再登場して加勢してくれたりと、もうすっかり“チーム”という感じです・・・うん、こういうのも良いですよね。 勿論、我らがサバとさくらも“仕事”をしておりましたよ~・・・特にさくらの成長が著しく、珍しくサバと喧嘩をするという場面も! ということで、今後のさくら嬢の活躍にご注目です~。

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2024/07/18

鯖猫長屋の画師・拾楽と長屋を仕切る猫のサバ。 人情あり、怪異あり、ミステリーありの 時代劇連作短編集、第十一弾。 マルチ商法からの霊感商法。その背景には過去の事件に 関わった者たちへの剣呑な陰謀が潜んでいた。更にオカルト! そして拾楽の危機。事件の行方はどうなるのか? 其の一 雪...

鯖猫長屋の画師・拾楽と長屋を仕切る猫のサバ。 人情あり、怪異あり、ミステリーありの 時代劇連作短編集、第十一弾。 マルチ商法からの霊感商法。その背景には過去の事件に 関わった者たちへの剣呑な陰謀が潜んでいた。更にオカルト! そして拾楽の危機。事件の行方はどうなるのか? 其の一 雪の玉水・・・魚屋・寛八の恩人が絡む、怪しげな水。    その詐欺は霊感商法の様相も。詐欺の元締めの正体は    不明だが、拾楽とサバの事は相手に知られていた。 其の二 曼陀羅華・・・掛井と英徳が動く中、拾楽は佑斎を訪ねる。    犬のはちの行方が事件のカギを握るようだ。ところが、    危ういと思いながらも先走った拾楽は、罠にかかる。 其の三 犬神様・・・雪の玉水と犬神様の事件、その元締めの    正体が判明し、大立ち回りのクライマックスに。    拾楽に英徳、掛井、サバとさくら、佑斎と天が大活躍。    それは、はちを解き放つため。 画師・拾楽と猫のサバのコンビが活躍する、時代劇の11冊目。 孫への歪んだ愛が引き起こした事件での連作短編集。 孫自体も歪んでいたけど、更に上をゆく祖父のとんでもない 事件は、英徳に、堅気って面白い!堅気のまま、 はらはらする堅気暮らしを楽しめばよいと思わせてしまう。 なんか仲間になっちゃった感じですなぁ、拾楽さんよ。 しかも、さくらまでがタダの猫じゃないのが確実に。 其の二冒頭のつぶやきには、恐れ入りました。 気になるのは、逃げた者たちの行方。そして又三の霊。 これらは次巻かな?

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2024/07/09

安定。 キャラが増えて賑やかだが個々にそれぞれ魅力ある。 巻き羽織、いい味出してる(笑) さすが古参キャラ‼️

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2024/06/07

シリーズ第11弾 拾楽や永徳も事件解決に頑張るが、「見えない」掛井が実は一番活躍してる(笑) おはまとの仲もそろそろ先に進んでもいい。 サバとさくらは兄妹のままなのか? 二匹の子猫だと更にパワフルな展開になりそうなのだが。。

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2024/05/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

医者の永徳、拾楽とどう関わって行くのかと思ってましたが、元盗賊同士のせいか結構気が合ってるwww 2人の正体を知る掛井の旦那、この3人の掛け合いが面白い サバはスーパー猫様だけど、何やら妹のサクラまで力をつけてきた様子 寛八はまた厄介ごとを持ってきたが、単なる霊感商法と思いきや、その裏に邪悪な企みがあった サバや天(狼犬)も加わり、拾楽と永徳が敵とバトル面白かった 満足(人´∀`).☆.。.

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2024/05/19

鯖猫シリーズ第11弾 今回は、偽ヘルスケア商品のマルチ商法で、鯖猫長屋が狙われた。なかなか現代的なテーマだねぇ。 偽医者は、鯖猫長屋の仲間になった?このあとどうなって行くのだろう?

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