ねえ、おぼえてる? の商品レビュー
「ねえ、おぼえてる…?」パパと3人で行ったピクニック、初めての自転車、嵐の夜のこと……。 明かりを消したベッドで母と子は語り合う。 そして、2人で家を出て大きな街に移ってきて初めての朝。きっとこのこともいつか思い出にできる。 (きっと)父親と別れて新しい生活を始める母子の気持ちを...
「ねえ、おぼえてる…?」パパと3人で行ったピクニック、初めての自転車、嵐の夜のこと……。 明かりを消したベッドで母と子は語り合う。 そして、2人で家を出て大きな街に移ってきて初めての朝。きっとこのこともいつか思い出にできる。 (きっと)父親と別れて新しい生活を始める母子の気持ちを、(きっと不安だらけでしょうに)明るく綴った絵本。 ああー、最初のコマ割りで、シドニー・スミスだってすぐにわかる絵本です。 新しい生活できっと寂しさや不安がいっぱいでしょうに、楽しい思い出でそれに打ち勝とうとしている(?)母子の心情が痛いです。 別れの理由や父のことには触れられていませんが、きっと彼も寂しい気持ちを持っているのではないかと思わせる絵でした。 悪い本ではありませんが、これは、中学年には難しいかもしれませんね。 書かれていないことが多いので、未消化感が残ります。
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絵が美しくて、写真のようなのに筆跡が見えて、本当に不思議で引き込まれる。切り取られた場面も、全てが心震える。
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10歳1ヶ月の娘 7歳1ヶ月の息子に読み聞かせ 作者の子供のときの実体験 いつまでも 覚えている思い出 母子の会話がすてき。 新たな人生の一歩の その朝を 彼はずっとしっかり覚えていたんだね。 私も子どもと話したいし 親とも話したい。 大切な あの日のこと その時の情...
10歳1ヶ月の娘 7歳1ヶ月の息子に読み聞かせ 作者の子供のときの実体験 いつまでも 覚えている思い出 母子の会話がすてき。 新たな人生の一歩の その朝を 彼はずっとしっかり覚えていたんだね。 私も子どもと話したいし 親とも話したい。 大切な あの日のこと その時の情景と気持ち 忘れていないこと。
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こちら見つめる少年の顔。インパクトのある表紙(絵本がサイズが大きいから特に) おかあさんと少年がベッドで楽しかった昔の思い出を話しているかと思いきや、中盤から、急にせつなくなる。楽しい思い出もせつない思い出も全部自分の中にあって、今があって、これからがある。しみじみとする絵本。
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美しい一本の映画を見終わったような充足感がある。 光と闇の対比が印象的。 遠目がきく(手元で見るより、より一層美しさが際立つ) どんな子どもに手渡すのか、迷う。
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最後の奥付のページに「ママに」という献辞が。そういうことなのね。 前半では家族の懐かしい思い出を語る絵本かと思ったが、やはりシドニースミス、そのままでは終わりませんでした。 読み聞かせをするのは難しいかな。
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『ぼくは川のように話す』からシドニー・スミスさんのファン。トークショー行きたかったなぁ。英語分からないケド… 細かく書き込まれた絵ではないのに、その場の空気、雰囲気、温度、湿度、そして何より光を感じ取れる。 画面は映画のような場面切り替え。 父と、母と、ぼくの、どうすることもできない現実と感情。 ねえ、おぼえてる?あの時のこと。
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「このことも、いつか思い出にできるかな」 新しい門出には不安と希望といっぱい詰まっている。 大切な思い出を語りながら、未来を希望あるものに、そんな思いが伝わってくる。 絵がふわっとしててそこがいいところなんだろうけど、 遠目はきかないなあ。
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おやすみ前の会話なのかと思いきや、ママと「ぼく」は、どうやらパパと過ごしたお家と日々にお別れして、「こんな遠い町まで」やっとのことでたどり着いたようです。交互に「ねえ、おぼえてる…?」と大切な思い出を確かめ合ううちにしらじらと夜は明けていきます。部屋に積んだままの荷物に、話に出てきたものがちゃんと持ち込まれているではありませんか。「このこと『も』、いつか思い出にできる」と彼には分かっているように思われます。「魔法みたいに」のぼってきた太陽が、ずっと応援してくれるのですよね。
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いわゆる「地の文」なし、絵での状況説明も最小限に抑えられた絵本で、読み聞かせ向きの本ではありません。母と息子が二人で一つのベッドに寄り添い、『ねぇおぼえてる?』と共通の思い出を語り合ううち、読者に母子のおかれている状況があきらかになってきます。 大嵐が来た日、自転車に初めて乗れた日……断片的で、全体像はぼやけているけれど、一瞬を切り取ったその印象だけは、焼きついたように薄れない鮮やかな記憶。頭の中にだけある"思い出"という儚いものを、シドニー・スミスさんの絵がすばらしく描きとっています。 いつかこの夜のことも、思い出になるのかな?と問いかける主人公(作者自身だと思われます)ですが、さっきまで話をしていたお母さんは眠りに落ちていて、その答えはかえってくることがありません。 いま、この時間を記憶する者がこの世で自分一人きりになってしまった瞬間の、少年のまっくらですべてを吸い込み記憶しようとする目! 思わず息を呑むシーンです。 「ねぇ、おぼえてる?」という問いかけが、「この朝のことを決して忘れない」という決意にかわり、その日の記憶がこうして実際に絵本という形で語り直され、世界中の読者が読んで思い出が永久になったというこの連環。大人こそ楽しめる絵本ではないかと思います。 親の離婚を経験して母に引き取られ、父とは離れて暮らす少年が、母子二人でやっていけるとがんばる話なので子どもに薦める時は慎重にします。
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