私運転日記 の商品レビュー
時々こちらの感情も揺さぶられるので、日記ではなく小説のようだと思った。 「車はいけない乗りものだと思った。こんなにどこまでも行けてしまって。」 2024年の元旦が近づくにつれ胸が締め付けられた(日記はその手前で終わる)。
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※読了直後にInstagramストーリーにあげた、本の感想文というには個人的すぎる雑な文章ですがそのまま投下します↓ 数年前に「目をあけてごらん、離陸するから」を読んでから、わたしの憧れ箱の真ん中の真ん中にいる大崎清夏さん。今年3月にこの本が出されたのを知ってから、ずっとずーー...
※読了直後にInstagramストーリーにあげた、本の感想文というには個人的すぎる雑な文章ですがそのまま投下します↓ 数年前に「目をあけてごらん、離陸するから」を読んでから、わたしの憧れ箱の真ん中の真ん中にいる大崎清夏さん。今年3月にこの本が出されたのを知ってから、ずっとずーーーーーーっと色んな本屋さんで探し続けてたんやけど中々見つからず(twilightのオンラインショップに行けは確実に手に入るのは分かってたけどなんとなく本屋さんで買いたかった。謎の拘り)、これは東京行くまでお預けかあと思ってたところに旅先の本屋さんで見つけたのでした!!そのあと京都の本屋さんでも見つけて、その2店は大好きになった。 大崎さんの詩作品ももちろん好きだけど、それ以上に、大崎さん自身にすごく無味ある。どんな日常でどんなセンサーでどんな人とどんな話をしてどんな文章を綴っているのか、、など。 そっくりそのまま生まれ変わりたいくらい、というか、大崎さんくらい軽やかでしなやかだったらどんな景色なんだろう人生は、と思ってしまうんよな(重いし無理)。だから日記作品を(日記作品というフィクションでもあるけど)出版してくれるのは本当に嬉しい。毎年出してほしい・・・。笑 フッ軽無敵モードと地に足つけたいモードが行ったり来たりするわたしやけど、全体でみたときの軽やか度を底上げしたいと思った。色んな場所に行って色んな人に会って色んな体験をして、いっぱい思っていっぱい書く。アイデンティティとなるようなものを積み上げる日々じゃなくても、いっぱい思っていっぱい書くだけで、わたしの中身はきゅっとしてくるんじゃないかなあ(絶対に伝わらない文章)。書いてから忘れたとしても。 あと、ビールは毎日飲んでいいんだと思いました(人をみて決めないで、そういうとこがよくないわたし笑と認識しつつ、でも思った)
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大崎さんの言葉は、なぜこんなにもスイスイと体に染み渡っていくのだろう。 読みながら何度もため息をついてしまった。(よいため息!)
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日記文学が子どもの頃から好きだ。それで手にした本。この本は去年の日記。去年、知らない人が書いた日記を今日読んでいるという不思議な感覚。去年は私も当然ながら記憶にある。同じ日時を違う場所、違う人、違う感覚で過ごしている人がいる。当たり前のことなんだけど、とても不思議な気持ちで読んだ...
日記文学が子どもの頃から好きだ。それで手にした本。この本は去年の日記。去年、知らない人が書いた日記を今日読んでいるという不思議な感覚。去年は私も当然ながら記憶にある。同じ日時を違う場所、違う人、違う感覚で過ごしている人がいる。当たり前のことなんだけど、とても不思議な気持ちで読んだ。日記文学って、過去の大抵は大昔のことだったりして、自分の人生と重なり合う感覚がなかったのだ。だけど、この本は私も知っている去年の日記。私も生きて生活していた日々とは違うけど、著者も生きていて生活して似たようなご飯を食べていたり、近くを歩いていたりする。その感覚がとても不思議でふわふわしていて、とにかく新鮮な読書体験だったなぁ。
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