書物学(25) の商品レビュー
鶴見大学に所蔵されている古典籍についての解説が主で、最終章ではデジタルアーカイブについての具体的な手法と思想が解説されていた。規格は保存性を担保しないというのは痛感する。規格という枷にとらわれるよりも、数年後にも閲覧可能な状態が望ましいと思う。アーカイブの望ましいかたちの例を挙げ...
鶴見大学に所蔵されている古典籍についての解説が主で、最終章ではデジタルアーカイブについての具体的な手法と思想が解説されていた。規格は保存性を担保しないというのは痛感する。規格という枷にとらわれるよりも、数年後にも閲覧可能な状態が望ましいと思う。アーカイブの望ましいかたちの例を挙げれば、国立国会図書館デジタルコレクションだろう。これは大変便利でお世話になっているが、個人レベルであそこまでのアーカイブするのは限界もあるから、無理しない程度でいいのかもしれない。
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