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能面検事の奮迅 の商品レビュー

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22件のお客様レビュー

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2024/09/22

能面検事の奮迅 著:中山七里 --- **内容紹介:** 学校法人荻山学園に関する国有地払い下げを巡り、近畿財務局職員の収賄疑惑が浮上。大阪地検特捜部が捜査に乗り出すも、特捜部内の検事による決裁文書改竄の疑惑が持ち上がる。最高検から派遣された調査チームの指揮を執るのは...

能面検事の奮迅 著:中山七里 --- **内容紹介:** 学校法人荻山学園に関する国有地払い下げを巡り、近畿財務局職員の収賄疑惑が浮上。大阪地検特捜部が捜査に乗り出すも、特捜部内の検事による決裁文書改竄の疑惑が持ち上がる。最高検から派遣された調査チームの指揮を執るのは、大阪地検一級検事の不破俊太郎。彼は検察事務官の惣領美晴と共に調査を進める中で、信じがたい事実を発見する――。実際の事件を彷彿とさせる物語に、能面のごとく冷静沈着な不破検事の鋭いメスが冴えわたる!「能面検事」シリーズ第2弾。 --- **感想:** シリーズ第2作は、前作以上に心に響く内容でした。不破検事の冷徹な表情の裏に隠された人間味溢れる姿が垣間見え、人間の複雑な感情や葛藤に焦点を当てて描かれています。家族を守るために罪を犯す者、友情のために信念を貫く者、それぞれの思いが交錯し、能面のような無表情を貫く不破検事もまた、心の奥底に秘めた熱い想いを感じさせます。法を超えた人間ドラマの中で、不破がどのように事件を解決へと導くのか。その過程に胸が締めつけられ、最後には深い余韻を残します。シリーズの魅力がより増した一冊で、これからもこの「能面検事」の活躍を見守りたいと思える作品です。

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2024/09/11

能面検事らしさたっぷり。 実際にあった事件から発想して、あっちに行くのでは?と予想できたのはそこまで。 そこからは、もう展開が気になって一気読みでした。 岬検事(父)もいい役回りで、息子の秀でたところは父譲りと分かるのも嬉しい。

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2024/08/24

読了。 もう亡くなられた元首相のあの有名な疑惑も 中山七里にかかるとこのように料理されます。 大どんでん返しもお見事!

Posted byブクログ

2024/08/22

能面検事「不破さん」シリーズ第2弾。 相変わらずの不破さん、今回もブレずに事件解決。 前半は読みにくかったですが、後半はどんどん物語に引き込まれ、あっという間に読了。 まさかの展開もあり、最後もスッキリで面白かったです。

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2024/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

不破検事シリーズ2作目。 実際の事件を匂わすカタチで上手いこと組み込んで、読者をグイグイ引き込む手法はさすが中山七里先生。 ラストは軽めのどんでん返しもあり、一気読みでそこそこ楽しめました。 ただ、あくまで個人的になのだけど、不破検事のキャラが相棒の杉下右京と被るところがあって、あまり盛り上がれないのがやや残念。

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2024/08/08

楽しみにしていた第二弾。 最初はなんだか難しい話だなぁと感じたが、途中からはやはりどんどん引き込まれいった。 信念を曲げずに突き進む姿はカッコいい。

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2024/07/31

学校法人に対する国有地払い下げに関して近畿財務局職員の収賄疑惑が!大阪地検特捜部が捜査を始めるが、今度は担当検事による文書改竄疑惑が浮上する。相次ぐ不祥事に最高検から調査チームが派遣され、一級検事の不破俊太郎も特捜部の調べに加わることに―。(e-honより)

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2024/07/30

不正許すまじ/介入許すまじ/馴れ合い許すまじ/ 忘却許すまじ/露見許すまじ 何があっても我が道を行く検事さま。共に働く事務官はと~っても大変だろうなと思いますよ。結末まで行くと少しはスッキリするといいなぁ

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2024/07/27

読み始めからしばらくは なんだか話に入りこめなくて 「あら、ハズレ」と思って読むスピードが減速。 他のものと併読しながら 少しずつ進捗 ところが… 中盤からの展開は流石! もう止まらない スピードアップ! ストーリーにのめり込み 「そういうことか!」「そこか!」「そうくるか!...

読み始めからしばらくは なんだか話に入りこめなくて 「あら、ハズレ」と思って読むスピードが減速。 他のものと併読しながら 少しずつ進捗 ところが… 中盤からの展開は流石! もう止まらない スピードアップ! ストーリーにのめり込み 「そういうことか!」「そこか!」「そうくるか!」 で気がつくと読み切ってました。 緩急激しかったな… 前作に引き続き、高評価です。

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2024/07/16

能面検事シリーズ第2弾。 学校法人に対する国有地払い下げで、近畿財務局職員の収賄疑惑が。さらに、その捜査を始める大阪地検特捜部による文書改竄疑惑が。 現実世界での数年前の事件を連想してしまうが、著者は財務職員と特捜部検事との過去の関係を絡め、見事なエンターテイメントに仕上げた。 ...

能面検事シリーズ第2弾。 学校法人に対する国有地払い下げで、近畿財務局職員の収賄疑惑が。さらに、その捜査を始める大阪地検特捜部による文書改竄疑惑が。 現実世界での数年前の事件を連想してしまうが、著者は財務職員と特捜部検事との過去の関係を絡め、見事なエンターテイメントに仕上げた。 一切妥協を許さない能面検事こと不破俊太郎と事務官の惣領美晴との丁々発止が、このシリーズの魅力でもある。 己の信念を曲げずにそれでも最後に粋な計らいをする不破の魅力が語られ、爽やかな読後感に。

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