絶望を希望に変える経済学 の商品レビュー
図書館本 良い経済学には何ができるのかを問うたもの。 ユニバーサルベーシックインカムの話が印象的。 あと、機械による人員削減で、機械にはできないプログラマーや犬の散歩があって、プログラマーが犬の散歩を頼むとして、 格差は大きくなる、みたいな話も。
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問題提起は良いのだが、代替となる理論や方法論があいまい。 米国人(正確には著者は米国人ではないが)の書いた本には冗長なものが少なくない。本書ももう少し簡潔に要点を書いて欲しい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
貧困、格差の拡大、地球温暖化等の近年の課題解決に経済学がどう寄与できるかを、根拠に基づき丁寧に記載している。 勉強にはなったが、積極的に誰かにおすすめというほどではないと感じた
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ノーベル経済学賞を取得した2人の経済学者が書いた本だけあって素晴らしい内容である。数式が一つも登場せずに、経済学者が今まで言っていたことが、人類の幸福実現に役に立っていないことを指摘している。 格差が拡大し続ける現在の資本主義経済下では、絶望するしかない現状にとって、大切なこ...
ノーベル経済学賞を取得した2人の経済学者が書いた本だけあって素晴らしい内容である。数式が一つも登場せずに、経済学者が今まで言っていたことが、人類の幸福実現に役に立っていないことを指摘している。 格差が拡大し続ける現在の資本主義経済下では、絶望するしかない現状にとって、大切なことはただ単にお金を補助するのではなく、人間の尊厳を大切にすることだと説く。ただ、その具体的方法については曖昧に触れているだけだった。
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