生命の略奪者 完全版 の商品レビュー
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「天久鷹央の推理カルテ」シリーズ14 臓器移植による命のリレー。死者の崇高な遺志により誰かの命が助かるはずだった… 心臓の強奪を筆頭に次々と奪われる移植されるはずの臓器。犯人の目的は一体なんなのか。 鷹央、小鳥遊に鴻ノ池も加わり、その真相を明らかにしていく! その中で小鳥遊の鷹央へ対する保護者みが深まっていくところも見どころです。 エジプトの古代文明や臓器移植について勉強になりました! 時系列が気になる人へ… 小鳥遊が赴任して一年以上。ようやく鴻ノ池が研修医として統括診断部にやってきた。 ナイトミュージアム事件、火焔の凶器、幻影の手術室、魔弾の射手より後の話。
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今回もとても面白かった。本当に知念実希人さんには驚かされてばかりだと思う。鷹尾の可愛らしい面もあり鷹尾が好きな人間として今回も楽しみながら一瞬で読んでしまった。
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今回は移植のための内臓が強奪されるという。 二段構えの展開も鮮やか、あの3人も絶好調で実に楽しいシリーズ。
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小話のみ。 臓器の事件の後にホルモン鍋笑 この人たちほんと変人。そして鴻池ちゃんの方が最終的に引くっていう笑
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「奪われたバトン」 用意された器。 自分一人の問題で済まないほど重要な役割とはいえ、凶器を持って襲われたら対応しきれる人材など中々いないだろうな。 こんな事態になっているというのに一人の時間があった事を報告しなかったのは、絶対に有り得ないと思ったからだろ。 「死者に捧ぐ命」 愛...
「奪われたバトン」 用意された器。 自分一人の問題で済まないほど重要な役割とはいえ、凶器を持って襲われたら対応しきれる人材など中々いないだろうな。 こんな事態になっているというのに一人の時間があった事を報告しなかったのは、絶対に有り得ないと思ったからだろ。 「死者に捧ぐ命」 愛する者の為。 亡くなってから身体を切り刻まれ臓器を摘出されるなど、本人の意思が確認できなければ絶対に許可を出したくないだろ。 狂気に取り憑かれてしまった末路とはいえ、最期まで共にいれたのは当人にとっては幸せなことだったのかもしれない。 「受け継がれる証拠」 証明は排尿で。 今まで苦労して生きてきたからこそ、細かな変化に敏感でなければいけないというのに普通になれたからこそ忘れたのだろ。 仕事の付き合いだったとしても、最初は優しかった男の変貌によって逃げたというのに宝を殺した犯人なんて最悪だろ。 「生命の摂食者」 選ばれた料理。 医者として知識を蓄えてきたからこそ分かる事ではあるが、こんな風にネタにされると今は楽しみたいと思いたいだろう。 つまみとして飲むのならば秘蔵の酒の中から何を選ぶか真剣にもなるだろうが、事件と同等に見えるのは複雑だろうな。
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自分の子供を死後切り刻むというのは少し抵抗もあるが、救える命のために役立つなら…という気持ちもわかるかな。 その臓器が強奪されたら… 宗教の違いからの事件かと思いきや、とんでもない!
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臓器移植に関連したお話。途中で「こういう動機か?」と読めたと思ったら、そこからさらに一捻りあり。自分が宗教が専門なのでそのあてりも含めて面白かった。 自分も臓器移植の意思ありと提示してるけど、いざというとき家族がどう思うんだろうなと改めて考えた。私は自分にしろ家族にしろ死後も誰か...
臓器移植に関連したお話。途中で「こういう動機か?」と読めたと思ったら、そこからさらに一捻りあり。自分が宗教が専門なのでそのあてりも含めて面白かった。 自分も臓器移植の意思ありと提示してるけど、いざというとき家族がどう思うんだろうなと改めて考えた。私は自分にしろ家族にしろ死後も誰かの役に立つのならすすんでやってほしいと思うけれど、遺体を傷つけてほしくないという気持ちもわかる。そんな葛藤を踏みにじる臓器強奪は、フィクションでも胸が苦しかった。
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