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永田町のシンデレラ の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2024/12/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『永田町のシンデレラ』 西川 三郎 著  さら~っと読めてしまいますが、意外に面白かったです。女性キャスターが衆議院選に出馬し、あれよあれよと言う間に総理大臣にのしあがるお話。  ここでご紹介するのは二つの点からです。一つは、著者は政治経験が全くないにも拘らず、選挙~総裁選~組閣などについて詳述されていること(政治の実際がわかる)。もう一つは、初版は本年3月にも拘らず、石破内閣を予見したようなストーリー展開(総裁選の決選投票で逆転勝利し、派閥解消の上、即解散・総選挙)であること、です。  小説でもあり、うまく出来過ぎ感はありますが、政治の舞台裏がわかる一冊です。

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2024/10/15

リアリティがありそうなのに非現実感があり、テンポが良さそうなのは淡白なだけかもしれない。リアリティかエンタメか、どちらかにもって振り切った方が面白くなるんだろうと思った。

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2024/10/13

美貌のニュースキャスターが日本初の女性総理になって・・という話なのだけれど、 色んなエピソードはありつつ、なぜそうなった?というところがブツ切れの印象。 他の方の感想にもあるが、映像化には向いている・・・映像作品をテキストにしたように思える。 テンポがよく読みやすいので、政界...

美貌のニュースキャスターが日本初の女性総理になって・・という話なのだけれど、 色んなエピソードはありつつ、なぜそうなった?というところがブツ切れの印象。 他の方の感想にもあるが、映像化には向いている・・・映像作品をテキストにしたように思える。 テンポがよく読みやすいので、政界物でも気軽に手に取れるのは〇。

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2024/10/10

ドロドロした政界ものなのに、爽やかな読後感。折しも衆院解散。小説のような時代早く来ないと手遅れになるのに、無理だろうなぁ。

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2024/09/29

日本初の女性総理モノとしては、原田マハさんの「総理の夫」を以前読んで、面白かった記憶がある。 本作は、良く言えば展開がスピーディ、悪く言えば淡白。人物描写や人間関係、背後関係などの描写があまりにも浅薄で物足りない。 今まさに現実の政治においても、裏金疑惑に端を発した派閥解消、総裁...

日本初の女性総理モノとしては、原田マハさんの「総理の夫」を以前読んで、面白かった記憶がある。 本作は、良く言えば展開がスピーディ、悪く言えば淡白。人物描写や人間関係、背後関係などの描写があまりにも浅薄で物足りない。 今まさに現実の政治においても、裏金疑惑に端を発した派閥解消、総裁選などで賑わっていた時期でタイムリーではあったが、期待した程ではなく、前述の「総理の夫」の方が遥かに良かった。

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2024/09/16

感想 2024/9時点でちょうど自民党の総裁選が取り沙汰される中、たまたま似たような小説に。派閥で票読みのところはちょっと違うけど。 玲子が議員になってから次の章がいきなり10年経って大臣で、総裁選。玲子の人となりや苦労がわからないことと、事実の淡々とした積み上げで小説が展開す...

感想 2024/9時点でちょうど自民党の総裁選が取り沙汰される中、たまたま似たような小説に。派閥で票読みのところはちょっと違うけど。 玲子が議員になってから次の章がいきなり10年経って大臣で、総裁選。玲子の人となりや苦労がわからないことと、事実の淡々とした積み上げで小説が展開する分、感情移入がしにくい。 総裁になって、組閣まで良かったが、今後何をやるか見たかった。 あらすじ 朝の顔でキャスターを勤めていた松嶋玲子は、民自党から出馬の打診をされ、政権交代選挙で見事に勝利を収める。 それから10年、玲子は少子化担当大臣になり、少子化・移民政策に取り組んでいた。そのうち総理の山川が心臓病で倒れ、派閥の力学から、辞任させられる。 副総裁だった飛島は、玲子を担ぎ上げて総裁選への立候補を迫る。夫婦生活は冷めているように見えたが、旦那も玲子を押し上げるために頑張る。 玲子は見事、総裁に勝つが、主要ポストは老人たちの言いなりになるしかなかった。総裁選を勝った勢いのままに解散総選挙に打って出て、大勝。組閣で脱派閥内閣をぶち上げるが、不信任決議と造反で不信任されそうになるが、裏金問題発覚で救われる。

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2024/09/07

とてもテンポがよいストーリー展開でリアルに近い内容が多くおもしろかったです。しかも、今がまさに自民党の総裁選の直前でありタイミングが良かったです。

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2024/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人気の女性キャスターが政治家になり総裁になり総理大臣になるお話.老害,派閥を最後には出し抜いて組閣するまで.小説世界だけれど年寄り政治家が最後にうっちゃられて快哉.株のトレーダーの夫が陰で妻を支えるが,この夫が出来物すぎてこれが一番リアリティに欠ける.

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2024/06/19

小池百合子をモデルとしたような政界小説。このような類のものは、何も小説にせずとも週刊誌ネタとして知っているようなことばかり。斬新さは全く感じられない。半日で読めるような薄っぺらい小説は買う価値なしと断じる。

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2024/06/06

女性キャスターが、立候補して国会議員になり数年後総理候補になる まさにジェットコースター的激動の速さである ただその人となりや周りの人々の心情が語られてないような気がする 以前総理の夫という本を読んだが、対極的な感じがする

Posted byブクログ