利他・ケア・傷の倫理学 の商品レビュー
他者の大切にしているものを、共に大切にする、をできるようになりたい。「こうあるべき」を振りかざし、それが「正しい」、「あなたのためになる」とすることは、他者の大切にしているものをないがしろ。この態度は、仕事では「甘い」と言われそうだが、自分は他者の大切にしているものを、共に大切に...
他者の大切にしているものを、共に大切にする、をできるようになりたい。「こうあるべき」を振りかざし、それが「正しい」、「あなたのためになる」とすることは、他者の大切にしているものをないがしろ。この態度は、仕事では「甘い」と言われそうだが、自分は他者の大切にしているものを、共に大切にする劇を演じ踊り続けたい。
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後半の『楢山節工』のエピソードで泣いた。 未来の自分に対するセルフケア。 著者ならではの切り口で、あたたかく、他者との関わりに対して少しだけ背中を押してくれるような本でした。
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プレゼントできますか? という冒頭の問いから、もう私自身のことを言われてる気がして、引き込まれてしまいました。 みんな共通の善が無くなった。 みんな違ってみんないいから、私はあなたに土足で踏み込まない。 でも、一回踏み込まないとケアもできないんでしょうね。 相手の大切にして...
プレゼントできますか? という冒頭の問いから、もう私自身のことを言われてる気がして、引き込まれてしまいました。 みんな共通の善が無くなった。 みんな違ってみんないいから、私はあなたに土足で踏み込まない。 でも、一回踏み込まないとケアもできないんでしょうね。 相手の大切にしているものを共に大切にする 一回踏み込まないとわからないような気もするし、慣れていくと相手の言葉や行動で大切にしているものがわかるようになるのだろうか。 観察力を鍛えようかな — 劇を終わらせないケア、違う劇を演じていることがわかった時に、即興で相手の劇に乗れるか。 いやいや、そんなのむずいでしょって、読んだ時には思いましたが、この本を読んだ人と対話して、利他やケアは結果的にそうだったということなんだよ、と順番が違うことを教えてもらって、ちょっとスッキリしました。 そう、全部乗ろうとするから難しいんだろうなって。私が踊れる劇だった場合に相手と一緒に踊ればいいんだよ。踊れないものは踊らない。踊れる時に共に踊る。相手のために自分を殺して無理をするのではなく、相手の劇を感じれて、その劇に乗れそうなら一緒に踊る。 ここから始めるしかないのかなって思いました。 これでいいのかどうかはよくわからないです。 — あともう一つ印象に残ったのが、注文を間違える料理店の話。世の中のゲームではない新しいゲームを作ったいう意味でめちゃくちゃすごい取り組みだなと思うのですが、受け取り側がこのゲームを、注文を間違えるゲームと捉えてしまう可能性があるなって思ってしまいました。 注文を間違えないとつまらない 大衆を巻き込んで、同じゲーム(劇)でプレイするってやっぱり難しそうだなって思いました。
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心とは一つの言葉や行動でピピンと解るものではなく、言動や言葉にできない諸々から星座のように物語を見出し共に言語ゲームを続けることで解ってくるものだ…という話こそ、ヒトとして生きる難しさの肝だわ。 こんなに難しいことを皆やっているとは。僕にはとてもできない
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1773599739839217730?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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